nyaoのほろ酔い加減(試行錯誤中)

近況

最近やったこと。

 進み遅れを調整していたG-SHOCKですが、時刻あわせをしてから2ヶ月経ちました。

リビングにおいていますが、今の所プラスマイナス0.2秒ほど。温度特性としては典型的な

音叉型水晶振動子そのままですね。季節の温度変化で多少変化はあるでしょうが、まぁまぁの

所まで追い込めた感じがします。1年を通して見てみないと分からないので、しばらく様子見です。

 

 

 人が近づくと点灯するセンサーライト、LED化して玄関(トイレの近く)に置いています。

以前、いい加減なACアダプタをつないでしまって動作が怪しくなり、新たに買い換えた物です。

その当時、室内に設置するタイプのもので、安価でそこそこ明るいLEDセンサーライトは

あまりなく、懐中電灯の電球を使ったものでした。プッシュライトになる常時点灯と焦電セン

サーによる自動点灯の切替式。電源は単1乾電池2本。取扱説明書には13時間連続点灯出来ると

書かれています。

会社帰りの夜道を歩いている時、なんか蹴飛ばしてしまい「石でもないし、何だろう?」と

見てみると、昔コンビニでよく売られていた使い捨ての、単3乾電池を2本使った携帯充電器の

基板でした。そのまま放置するのも忍びなく、持ち帰って机の隅に放置していました。

それを使ってセンサーライトの単1乾電池2本の3V→5Vに変換し、広角のLED3個に付け替え、

明るさは今までの電球程度になる様にLED1個あたり20mAにしました。この充電器基板の変換

効率を60%と計算すると入力電流は100mA程度となり、電球を使った時の約1/6になります。

主に、夜中トイレに行く時などのためなので、この程度の明るさで充分。明るすぎると目が覚

めてしまいます。

電池は停電した時のために温存しておき、普段は3VのACアダプターをつないで使っています。

 

 これはこれで便利に使用しているのですが、動作が怪しくなって使わなくなったセンサー

ライトを調べてみました。

多少高い電圧を加えても壊れるような部品は使用されていません。焦電センサーがおかしいの

かなと思い交換しましたが変化なし。

焦電センサーはあまり扱った事が無かったので色々調べてみました。それで分かったことは、

「使われているフレネルレンズの特性(近距離用みたい)で、4~5mの距離では大きく動かないと

反応しないと言う事。

でも、それだったら新しく買ったものも同じはず。それで思い当たるのが、焦電センサーの

出力を増幅するオペアンプのフィルタの時定数(バンドパスフィルタ)のばらつきです。使用部品の

公称誤差によるものなのか、生産途中で定数を変更したのか・・・。

 

そう言えばいい加減なACアダプターをつなぐ前からなんか挙動不審だったような。

良い感じに動作する使用中のセンサーライトと部品の諸元やフレネルレンズの比較をしようと

思いましたが、面倒なのでやっていません。使用中のやつも動作を細かく見てみると挙動不審な

センサーライトに近い動作だし。ちょっとした時定数の違い(ばらつき)で挙動不審に感じるようです。

 

回路的におかしい部分はなかったので、これもLED化することにしました。今回は明るさを

20lm・40lm・80lmの3段階に切り替えられるように。

3Vを5Vに変換するDC/DCコンバータは、ダイソーの単3乾電池を2本使うモバイルバッテリーの

基板を使用。

世の中便利になったもので、ネットを検索すると先人達が色々と調べてくれています。

その情報を参考にインダクタとキャパシタを交換し、この回路では限界かなと思われる程度まで

変換効率を改善しました。

電流制限抵抗を介してLED9個をドライブして、まぁまぁ使える状態になりました。

パソコン部屋に置いて動作確認をしていますが、良い感じです。

 

 

 気を良くしてダイソーでもう一つ同じものを購入し、本来の充電器として使えるようにして

みました。インダクタは先に使用したものはスペース的に入らず一回り小さいものを使用し、

キャパシタも追加して効率を改善。ヒートシンクとして銅板をICの裏(PC板)とセンターピンに

はんだづけ。

先の改善ほど効率が良くなりませんでしたが、改善前はエネループ2本で3000mAバッテリーの

スマホに10%ぐらいしか充電できなかったのが、改善後は20%充電できる様になりました。

入力電圧を4.5Vに上げてみたり色々やってみました。途中でUSBコネクタのピンが曲がって

コネクタ交換と言うトラブルはありましたが、出力電圧は5V程度、電流は1.3A程度得らます

し、効率80%程度は容易に得られます。

しかしIC内蔵のFETのON抵抗由来の発熱が多くなりすぎて簡便なヒートシンクをつけても

強制空冷しないとICの許容温度を超えてしまいます。

よって、このモバイルバッテリーの入力は3V程度で出力電流は0.6A程度が限界のようです。

ケースに収めて完了としました。

 

 

 その他、6~24V可変の小型安定化電源の最低電圧を3Vまで可変できるようにしたり

フォレスターとお別れしたり色々ありましたが、それらはまた次の機会に。

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腕時計をいろいろと

 G-SHOCK、G-100-3BMJFの歩度調整をしました。クォーツ時計でも歩度調整と言うのですかね。 

 

トリマコンデンサを右(時計方向)へ回すと進み、左(反時計方向)へ回すと遅れます。

45度ほど左に回してから5度から10度ほど(右回りに)戻して12時間後にどの位のズレがあるかを繰り返し、

最終的に1日で0.1秒遅れるぐらいに調整しました。

 

部屋の温度は20℃から24℃ぐらい。時計に使われている水晶振動子の温度特性もありますし、どちらか

と言うと遅れ気味に調整したかったのでこの程度で良いかも。

 

電池は2年ぐらい前に交換したような気もしますが、この際ですし手持ちもありますので交換しました。

装着していた電池の電圧はほぼピッタリ3.0Vだったので交換する必要はなかったかもしれません。

でも、手持ちの電池も2年程前に購入した物なのでこの際、消費してしまおうと。因みに新品の電池の

電圧は3.2V程度でした。

電池を交換している最中に「あ、電圧で進み遅れが変わるかも」と思いましたが、面倒なので交換して

遅れ進みの様子を見ようと思います。

 

 タグホイヤーの裏蓋のOリング、少しサイズが違うものを付けていましたので、本来のサイズと思われ

るものに交換しました。Oリングの溝と裏蓋のOリングが当たる部分が腐食していますので防水性はあまり

期待できませんが、これで少しは安心できます。腐食分を勘案し、0.1mm太いOリングも試してみたので

すが少し無理があるようです。とはいえ全く無理なわけでもないので、しばらく考えてどちらにするか

決めようと思います。

 

 子どもが使っていた腕時計、実売価格1000円程度の安っぽい時計ですが、バンドが切れた時に「懐中

時計みたいにしようか」子供に言ってそのまま放置していました。

時計のメンテナンスついでに懐中時計化しました。切れて不要なバンドを短くし、穴をあけてチェーンを

通し、携帯ストラップのクリップを取り付けて完成。

電池は普通のリチウムコイン電池で、手持ちがありますので交換してOリングにシリコングリスを塗布して

おきました。

ボタンのOリングにも塗布しようと思いましたが、ボタンの抜け止めのEリングがめちゃくちゃ小さかった

ので今回はパス。

子どもに渡したところ、意外と気に入ったようでした。

 

 腕時計のメンテナンスも家にあるものほぼすべてに行いましたのでひと段落です。

今後のためにメンテナンス記録を備忘録としてまとめておきました。2年に1回はメンテナンスをしようと

思います。

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タグホイヤーのOリング

 ここ最近、腕時計ばかり弄ってますが、今日もまた腕時計を2本。

 

1つ目はG-100-3BMJF。1か月で3~5秒ほど進むのですが、デジタル部とアナログ部の同期がとれないので

(20秒に1パルス分、分針が動くだけ)、4か月~7か月放置すると20秒ぐらい進みます。

 

これ自体は電波時計でもGPS時計でもないので普通(というか、まあまあ良い)なのですが、問題はアナログ部が”進む”方向にしか合わせられないという点。

20秒~39秒進んだ状態の時にズレに気づき、アナログ部を合わせようとすると、”H-SET”ボタンを押しっぱな

しにして、針を進む方向に23時間59分40秒ぶん早回ししなければなりません。

 

しかもこのボタン、誤操作を防ぐために他のボタンより少し引っ込んでいます。

ですので押すにも少し力が必要で、普通のボタン操作と同じ感覚で「押し続けている」つもりが、全然押せて

なかった・・・なんてことが起こります。意図的に少し強めの力で押し続けなければならないのですが、これ

が地味にストレスです。

 

しかも、押し続けて勢い余って完全に24時間以上進めてしまうと、またやり直し。

少し手前で押し続けるのを止めて、慎重にポチポチと分針を1/3分ずつ進めても、分針が1分動く角度は6度なの

で、20秒=1/3分=6/3=2度ですから、ルーペで確認せずに、もう一回押すと合うかな?とか思って押すと再び24

時間ぶん進めてしまってやり直しです。

これ、結構神経を使いますし、今までもこんな感じで何回かやり直すことがあります。これは結構ストレス。

 

”戻す(逆回転)”ボタンがあればポチと1回押せば合わせられる簡単な作業でも、このボタンがないので、この

方法しか合わせる方法がありません。

合わせた後はボタンを押し続けていた指の感触が希薄になってしまうほどです。

 

で、サイトをいろいろ見たところ、G-SHOCKの中にはトリマコンデンサが付いていて周波数調整(歩度調整)が

できる物もあるという情報を得て、さっそく裏蓋を外してみます。

 

確かにトリマコンらしきものがあります。情報によって方向はまちまち。”時計方向に回すと時間が進む”とか

逆に”時計方向に回すと時計が遅れる”とか、機種によって違いがあるのかもしれません。

 

でも、360度回るトリマコンデンサを時計方向に回した場合、0度~180度までは容量が大きくなる方向(時間が

遅れる方向)で、それ以上回すと、今度は逆に容量が小さくなる方向なので時間が進む方向になります。

 

だから機種によってというか、トリマコンデンサのローターとステーターの位置関係で、右回しで進む場合

と、遅れる場合があるのかも。

 

そのトリマコンデンサも機種によって素子感度も違うみたいで、ほんのちょっと動かしただけで大きく歩度が

変化する場合と、20度とか回してもあまり歩度が変わらないものもあるみたいです。

 

今回は気持ちだけほんの少し左回転(反時計方向)に回してみました。角度でいうと1度~2度ぐらいですかね。

 

これで歩度を見て、回す方向と回す量の目星をつけて調整することになります。

数週間をかけて、じっくりと合わせることにしました。調整目標は、遅れ方向で平均月差マイナス5秒以下

です。遅れ方向ならH-SETもかんたんで、デジタル部の時刻を合わせた後、”H-SET”ボタンをポチポチと

1~2回押すだけでアナログ部とデジタル部の同期がとれるようになります。

 

 

 2つ目はタグ・ホイヤーで、タグホイヤーのパイロットクロノグラフ530.806です。

 

4年ほど前に、腕の良い職人がいそうなお店にO/H・電池交換をお願いしたものです。

今回は電池交換をしただけですし、4年ほど前にお願いした店は店をたたんでしまいました。

 ほかの腕の良い職人さんがいる店を探してO/Hに出すか、O/Hといってもムーブメント自体までは分解しない

だろうという甘い考えで、Oリングにシリコングリス塗布をするだけなら自分でもできるかな・・・という

ことで、分解・清掃・Oリングにシリコングリス塗布・組み立てを行うことにしました。

 

まず、バンドをバネ棒外しを使って外します。

2本あるうちの1本はばね棒が壊れています(端のピンの片方がバネ棒のパイプ部分から抜け落ちる)。

手持ちがないので交換ができません。バンドを付けるときに大変ですが、次に外すときは合うバネ棒を

購入して交換したいと思います。

 

スクリューバックの裏蓋を外します。ここのOリングは先日交換したばかりなので問題なし。

 

次に竜頭を外します。ムーブメントを穴が開くほど観察し、”おしどり”部分の穴に細いピン外しを差し込んで

押しながら竜頭を抜き取ります。

 

その次にムーブメントを止めている2か所のねじを外し、卵ラグみたいなワッシャを外します。

 

そーっとムーブメントをケースから取り出して針を曲げてしまわないように安全なところに置いておきます。

 

ケースバックとケースが嵌合するねじ部を両方アルコールでフキフキ。結構錆がついてますが、アルコールで

フキフキし、可能な限り取り除きます。

 

竜頭と竜頭のOリングを清掃。Oリングを外そうとしましたがなかなか外れず、そんなに摩耗・変形していなさ

そうだったので無理に外さず清掃・シリコングリス塗布だけにしました。竜頭のケース部分の汚れも可能な限

りフキフキして、できるだけキレイにしました。

 

次はクロノグラフのボタン。ケース内側に出ている軸の端面にマイナスの溝が彫ってあり、これを反時計方向

に回して軸とボタンを分離します。ボタンとスプリングの清掃。Oリングはボタンの軸が通る穴(パイプ)部分に

あったので、小さいワッシャーとともに取り出します。このOリングは結構ダメージを負っています。

ケースのボタン部分を清掃したところで、手持ちにあるOリングの中から寸法的に合うものに交換しました。

 

ケースのボタン部分を清掃し、ケース内側からボタンの軸を通し、外側からシリコングリスを塗布したOリン

グ2個とワッシャーを通し、ボタンにスプリングをセットして軸に通しながらケース方向に押し付けます。

 

ボタンを押し付けながらケース内側から軸をドライバーで回して軸をボタンに留めます。

 

風防の内側をロディコとエアダスターでキレイにします。

 

ムーブメントの文字盤面の埃を軽くエアダスターで飛ばし、慎重にケースに入れて、文字盤の向きを合わせま

す。

卵ラグ型のワッシャとねじを使ってムーブメントを固定し、文字盤の向きがずれていないか確認します。

そして竜頭を元に戻します。

 

ボタンと竜頭を操作して正常に動くか確認して、ムーブメントについている埃や指紋をロディコとエアダスターでキレイにして、ケースのOリングの溝にに裏蓋Oリング(シリコングリス塗布済み)を載せます。

 

裏蓋を手で締めこみます。手で締められなくなったら3点式オープナーで適度に締めこみます。

 

最後に機能確認・外観確認を行って終了です。G-SHOCKより3倍ほど大変でした。

G-SHOCKと比べると、部品が恐ろしく小さいです。デジタル顕微鏡と非磁性強力精密ピンセットとマチ針を

駆使してなんとかできたといった感じです。

 

これで我が家にある面倒くさそうな腕時計は、今年5月に買った子どものを除き、ほぼすべてメンテナンスが

できました。

 

あ、G-SHOCK(G-100-3BMJF)の歩度調整は、最終的に2カ月ほどかかりそうですが、とりあえず2週間で

目途をつけようと思います。

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G-SHOCKのボタンのOリング

 カシオの腕時計G-SHOCK GS-1000J-1AJFがカシオテクノから修理完了で戻って来ました。

修理途中「裏蓋固着のため開ける際に傷がつく可能性があります。どうしますか?」的な見積もり

メールが来たのですが(やっぱり・・・)、「ベストな作業をしたうえで付いてしまった傷なら良い

ですよ。でも、バリは取っておいてくださいね」と言う返事で修理を続行して貰いました。

 

充電点検調整という、状況に応じて2次電池とOリングを交換して防水テストをしてくれる修理に出し

たのですが、結果、傷を付けずに裏蓋を開けられたようです。

こちらの要望通り、2次電池とOリングは交換したようです。それにオサエバンというのも交換と書いて

います。おそらく電池を留めている、モジュールの外側の薄い板状のものかな?

 

モジュールの検査/各部点検とセンターアッシーの防水/防滴検査OKと書かれていますので、そうなの

でしょう。

 

 でも、ボタンのOリングは? ということで、分解してみました。

カシオさんが裏蓋を開けてくれたので、私も無理せず開けることができます。開けて見てみると、やはり

裏ぶたとケースのOリング付近が腐食しています。どうりで開かなかったわけだ・・・。

ムーブメントを慎重にケースから取り出し、ボタンの軸を留めているEリングを外してボタンを外します。

ちなみに2次電池は CTL1616 CTL1025みたいです(内部に貼ってあるシールに書いてあった)。

※2018.09.23 間違っていたので訂正しました。

 

このあいだ購入したデジタル顕微鏡が役に立ちます。少なくともキズミ&ルーペでの作業とは雲泥の違い。

 

うーん・・・気のせいかもしれませんが、ボタンのOリングを交換した痕跡もシリコングリスを塗布した

痕跡もありません。4つあるボタンのうち1つはなかなか抜けなかったし。

 

どうもOリング交換といっても、裏蓋のOリングだけみたいですね。防水検査をしてボタンから水が浸入

したらボタンの分解&Oリング交換(もしかするとボタンASSYで交換)となるのかもしれません。

 

防水/防滴検査で問題なかったということなのでボタンのOリングはまだ大丈夫と考え、ボタンの分解・

清掃・シリコングリスの塗布をおこないました。

ボタン自体もそうですが、ケースのボタン部分も汚れているのでアルコールでゴシゴシして清掃。

ケース・裏ぶたのOリングが当たる部分もアルコールでゴシゴシして可能な限り錆を取り除いておきま

した。

 

毎度ながら、あの小さなEリングの脱着はすごく神経を使います。飛ばして何処かへ行っちゃうとどう

しようもなくなりますし、海外では売っていますが(1個2.5ドル)、国内で売っているかどうかわかりません。

神経を使いながら、ボタンの清掃・Oリングにシリコン塗布して組み立てが完了しました。

 

 

 ということは、このあいだバンド・ベゼルの交換をしてもらったYocaのBGA-1020-4BJFも当然ボタン

部分も汚れているよなー。バンドとベゼルの交換だから裏蓋を開けるような事をするわけないし。

 

ということで、コイツもボタン部分を分解して清掃しました。

分解・清掃ついでにどんな2次電池を使っているのかも調査。CTL920でした。

Eリングを外してOリングを含むボタンとケースのボタン部分を洗浄・シリコングリスを塗布して組み立て。

今回は2次電池も外しましたので、リセットもおこないました。

 

で、JJYを強制受信させて時間を合わせましたが・・・なぜかアナログ針が合ってくれません。

コイツは針位置自動補正機能がないので、針の基準位置合わせが必要な感じです。

基準位置合わせモードにすると本来は12時位置に来るはずの針が、とんでもない所にいます。

基準位置合わせをして、ようやくちゃんとした時刻になりました。

 

時計1つ、ボタンを含め分解・清掃・Oリングにシリコングリス塗布・組み立てで4時間近くかかります。

設備・工具が揃っていないということもありますが、手間がかかります。

カシオ(テクノ)さんが修理するにしても、これじゃ数をこなせません。だから機能・防水的に問題のない

個体のボタンのOリングには触らないという事かもしれません。

 

今回も良い勉強になりました。

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G-SHOCKの裏蓋

 以前、清掃してベゼルとバンドを交換したG-SHOCK G-100-3BMJFですが、Oリングが当たる

部分の裏蓋に腐食があり、どうしたものかと考えていました。

 

数日後、そうだ!研磨しちゃえ!と思い立ち、砥石で水研ぎしてしまいました。

 

腐食がかなり進行したひどい部分を除いてキレイになった・・・?何か忘れてないか?・・・

あっ!これ、不動態化処理してるかも?・・・。あー、物理研磨して不動態皮膜を削っちゃった

・・・やっちゃった・・・。

 

物理研磨しちゃったので、自然に出来る不動態被膜しかない状態。普通では錆びませんが非常に

膜厚が薄いので(一説によると数Åから数nm程度)、今の状態では特に海水・汗などの塩分(塩化

物イオン)が凝縮すると簡単に腐食(孔食)してしまう状態。

汗などが隙間に浸透して乾燥し・・・を繰り返すだけでも不動態被膜が破壊されて腐食してしまい

ます。ちょうどOリングが当たるあたりですね。今の腐食部分もまさしくこの部分です。

 

充分な耐食性を与えるには不動態化処理という処理が必要。一般的には30%濃度の硝酸に浸漬し

たりするのですが、その前に電解研磨を行うと効果的らしいです。

 

ステンレスの不動態被膜は組成中のクロムの酸化膜と一般的に言われています。

電解研磨を行うことでステンレス表面のクロム濃度が上がり、それが酸化して厚い不動態被膜

(酸化クロム)となり、表面も平滑化されます。

 

電解研磨のみでもある程度の厚さの不動態被膜ができて耐食性が向上するのですが、さらに耐食

性を向上させるには不動態化処理という事をを行います。

電解研磨して表面のクロム濃度を上げ(クロムリッチにして)、そのうえで不動態化処理を行うと

さらに不動態被膜が厚くなって耐食性がより向上します。

 

とはいえ処理液に使う硝酸とか硫酸とか、購入するには面倒な手続き(手続き自体はハンコを押す

だけだろうけど、まず「怪しい者じゃありません」から始まり、使用用途の説明とか爆弾などの

材料として使わないとか、対面での説明がすごく面倒)が必要なので、よい方法がないかとネット

で探し回ります。

 

探し回った結果、毒劇物を使用しない方法がありました。

電解研磨液としてエチレングリコール(不凍液の主成分)と塩化ナトリウム(食塩)を使用する方法が

研究報告として見つかりました。使用後の電解液も有害物質を含まないという優れもの。

 

不動態化処理は、処理液として過酸化水素水を使用する方法が見つかりました。電解研磨後でし

か有効な不動態被膜ができないという制限がありますが、濃度は3.5%で良さそうで、これは薬局

で売っているオキシドールそのもの。

 

エチレングリコールは毒劇物に該当しないので通販で、オキシドールと精製水は近所のドラッグ

ストアで購入。

電極のステンレス板とガラス容器(電解槽として使用)はホームセンターで、計量カップとステンレス

線(電解研磨時に使用)は100円ショップで購入。

塩化ナトリウムはいわゆる食塩なのでキッチンにあるし。

 

で、G-SHOCKのステンレス裏蓋を電解研磨&不動態化処理しました。

裏蓋の内面にはアラームとか時報とかの時に鳴る圧電ブザーがありますので、その部分はカプト

ンテープでマスキング。

ネットでの情報にしたがって電解研磨をおこない、水洗いしたあと過酸化水素水に2時間浸漬。

そして水洗い&カプトンテープを剥がして脱脂して乾燥。

 

電解研磨で過研磨気味になってしまいましたが、電解研磨らしい光沢も得られて不動態化処理も

できました。

試料となるものがなく、電流密度や電極との距離、処理時間などのパラメータ出しが出来ずに

一発勝負だったのですが、出来は悪いながらも目的達成といった感じです。

 

ちゃんと不動態被膜が出来ているかは孔食電位とやらを測定しなければいけませんが、これは

ミクロな破壊検査(孔食という腐食が始まる電位の測定)だし、面倒ということもあり省略。

 

深く腐食して陥没した部分は物理研磨でも錆が取れませんでしたが、電解研磨を行うことで錆も

取れてピカピカに。

 

プロがやるようにキレイには出来ませんでしたが、耐食性向上のための電解研磨&不動態化処理な

ので、多少研磨面が曇っていても良しとしました(本当はOリングとの当たりが悪いので良くないけど)。

 

 なにより入手が面倒で管理も気を使う、廃棄時の処理も面倒な毒劇物を使った電解液ではなく、

容易に入手可能なものを使って使用後の処理も簡単な(有害物質を含まない)電解液で電解研磨&不動

態化処理ができるという大きな収穫がありました。

 

 新品の裏蓋部分のOリングも購入して届いたので、交換。裏蓋をしっかり脱脂・乾燥させてから

シリコングリスを塗布したOリングをケースの溝に載せて裏蓋を4本のねじで締め、G-SHOCKを組み

直し。

無事終了となりました。

 

これで電池交換まで心配せずにガンガン使えます。

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デジタル顕微鏡

 最近老眼がひどく、細かい作業がやり辛くて仕方がありません。

積層セラミックコンデンサに書いてある数字とか昔は難なく読めたのですが、今は無理。

1005サイズのチップ部品のはんだ付けも勘ではんだ付けした後ルーペで確認したりして時間がかかり

ます。

腕時計の電池交換とか、電池に書かれている型番(SR512SWとか)はルーペ越しじゃないと無理で、

実体顕微鏡がほしいなー、確か安いやつがあったなーとamazonを物色。

 

実体顕微鏡、5000円ぐらいから10万円越えまで色々ありましたが、安いヤツはオモチャすぎるし、

かといって高いヤツは手が出ないし。純粋な光学式なので、安価で軽いものは作りもそれなりだと

思われ、期待できません。最低でも1万円ぐらいが実用に耐える限界っぽいし、はんだ付けとか考え

たら3.5万円ぐらいのヤツ(工具メーカーが出している比較的しっかりしたもの)がよさそう。

候補が迷子にならないように、とりあえずカートに入れて、さらに物色。

 

おや?デジタル顕微鏡なるものがあるぞ?・・・なんか同じ(に見える)ものをメーカー名を変えて

売ってるのかな?それとも販売会社の名前なのかな?・・・。

これだったら8000円弱で買えるなー、レビューは・・・この製品がよさそうだな、レビューを見ると

SMDのはんだ付けにも使っている人も何人かいるし・・・。

なんか怪しいけど、試しに買ってみてダメだったら間違いなく使えるヤツを買おうと考え、3.5万円

のは削除して8000円弱のデジタル顕微鏡を購入しました。

 

先日到着したので、さっそく組み立てて確認してみます。

 

実体顕微鏡代わりなので、倍率は10~40倍ぐらいあればよくて、どちらかというと対物レンズと

対象物の距離がどのくらいとれるかのほうが大事です。はんだごての先とかピンセットとかを使う

ので、距離がないと対物レンズ付近を焦がしてしまったり作業ができなくなったりします。

本体の4.3インチディスプレイ表示上では×2と×4と拡大(デジタルズーム)ができます。真上から照らす

LED照明もついていて、光量を0から100%まで連続可変できます。

 

確認した結果、70mmほど離した状態で10・20倍・40倍と、程よい感じでした。

ピントが合う最小距離は(取扱説明書には15mmと書いてあるのに)21mmで、倍率は40・80倍・160倍、

スタンドを目いっぱい上にあげた時の距離は123mmとなり、倍率は5.7倍・11.4倍・22.8倍ほど。

無限遠でもピントを合わせられます。デジタルズームで4倍にすると画像がザラツキますが、作業を

するだけだったら特に問題なし。

対物レンズとの距離を稼げるのが気に入りました。うんうん、これだったら問題なく作業できそう。

 

でも、距離が取れるとはいえ外装がすべて樹脂で出来ているので、うっかりはんだごてを当ててし

まって焦がすのは容易に想像できます。特に対物レンズまわりが対象物に一番近いので、その部分

だけでも何かで保護しておいたほうが良さそうです。

手近に0.3mm厚の銅板があったので細長く切り出して、対物レンズのところの半透明の樹脂カバーに

巻き付けてみました。適度な弾性があるのでずり落ちることもなく、いちばん焦がしそうなところを

はんだごてから保護できそうです。

 

はんだ付けするときに出るはんだヒュームでレンズが曇りそうだったので、その対策として対物レンズ

(本体下端の半透明の樹脂カバー)の部分に、100円ショップで買ってきた液晶保護フィルムを円形に切り

取ったものを貼り付けました。多分これで大丈夫。

 

microSDカードに動画や静止画で記録もできますし、実体顕微鏡より視野が狭いけど価格を考えたら

申し分ありません。なにより覗き込む必要がないのが便利。

 

これを使っても不満が出てきたらお高いヤツに買い替えますが、オモチャみたいな実体顕微鏡よりは

これのほうがマシかもしれません。

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腕時計を色々と

 私とYocaの腕時計をカシオに修理(バンド・ベゼル交換)に出し、2つとも1週間ほどで返送されて

来ました。私の(ずいぶん前に購入した)G-SHOCKと、Yocaの(4年ほど前に購入した)BABY-Gです。

 

YocaのBABY-Gはバンドが切れかかって来たので、バンド交換と併せてベゼルも交換して貰うように

依頼。

私のはG-SHOCKはG-100-3BMJFで(G-100-1BMJFと勘違い、後述)、ベゼルがぼろぼろと崩れ落ち、

半ば放置状態だったのですが、この際調べてみようと諦め半分でケースバックのG-100と言う刻印を

手掛かりにカシオのサイトで調べてみると、G-100-1BMJFでヒット。

出て来た画像も確認し「まだ現役で売っているし!修理も可能!!」とビックリしながらベゼル・バ

ンドの交換で依頼。

 

Yocaのは問題なく修理完了となり返送されました。

カシオの腕時計、一部の高額商品モデルについては定額修理で分解清掃をしてくれるようですが、安価

なG-SHOCKでは清掃してくれないようです。ベゼルを交換してもバンドを交換しても単に交換するだけ

で、汚れていてもお構いなしです。

 

ということで、帰ってきたYocaのBABY-Gのベゼルを外し、しっかり清掃。

案の定、交換してもらった新品のベゼルに隠れるケース外側部分には汚れがびっしりでした。

ケースバック(裏蓋)も外してOリングを清掃し、シリコングリスを塗布して再組み立て。

面倒だったので、ボタンの軸についているOリングはそのまま触らないでおきました。

 

私のG-100は一旦「修理中」と言うステータスになったものの、すぐに「見積もり中」に戻り、一通の

メールが。

 

はて?何だろうと思ってメール記載の見積もりページを開くと「交換部品が入手不可のため、未修理返却

いたします。機種はG-100-3BMJFで2000年製造。」とのこと。

 

へ?と思って検索してみると、私のは、なんと2000年に色違いで4機種同時デビューの1つ、G-100-3BMJ

Fであることが判明。1BMJFはベゼルの文字・時針の色が赤、3BMJFはベゼルの文字・時針の色がオレン

ジ、1BMJFのベゼル本体・バンド・文字盤の色が黒、3BMJFのベゼル・バンド・文字盤の色がOD色とい

うか、黒に近いモスグリーンという違い。

 

でも1BMJFのベゼルの文字色は、カシオサイトや通販サイトの1BMJFの画像を見る限りオレンジっぽく

見えるし、黒と黒に近いモスグリーンの違いも、よほどよく見なければ判りません。

 

しかも、カシオサイトではG-SHOCKのブランドサイトへ行き、生産終了のモデルは「生産終了も検索」

をONにしないと出て来ないので、3BMJFは検索結果に表示されずに1BMJFしか表示されず、それを見

て「まだ販売してるんだ!まだ修理できるんだ!」と勘違いしてしまいました。

 

見積もりには「修理続行」と「修理中止」の選択肢があり、交換部品が入手不可という理由なので、事実

上修理中止を選択せざるを得ませんでした。

 

2000年販売開始なので、とうの昔に生産終了で修理受付不可となっていても全然不思議ではありません。

それより、色違い同時デビューの1つのG-100-1BMJFというモデルがまだ生産中で販売しているのにビック

リ!。

 

入れ替わりが激しい&新モデルが次々と出てくるG-SHOCKにおいて、18年も生産・販売が続いているモデ

ルがあること自体が驚異的です。

ただ、その理由にはベーシックモデルと謳われているように、あまり利ザヤが稼げない低価格帯商品であ

ること、アナログ表示(小窓はデジタル)であることから、「アナログモデルは根強い人気があるけど、新

しく設計してまでこの価格帯に何も見栄えのしないシンプルなアナログモデルの新製品を投入しても

・・・」というカシオの思惑が見え隠れします。

 

まあ、詮索しても仕方ががありません。未修理返却と宣言されたので、こちらは「はい、わかりました」

というしかありません。そのまま返却してもらい、自分で交換することにしました。

「G-100 バンド」・「G-100 ベゼル」と検索し、販売しているサイトから部品を購入。

購入したのは互換性のあるG-100-1BMJF用とかG-100-1BV用とかです。当然3BMJF用はありません。

それとバンド交換の時にピョーンと飛んで紛失しそうなバネ棒も購入。

 

最近はカシオから部品を単体では販売しないようで、そのサイトは逆輸入で海外から入手しているよう

です。

 

送料を含むそれらの部品代+カシオへの往復の送料でざっくりと8000円前後、もう500円出すと現役

販売中で新品の1BMJFが購入できる額になってしまいました。

 

でも、ベゼルがぼろぼろという以外に不具合はなく、そのまま捨てるのも忍びないし、今回は(ムーブ

メント以外の分解・清掃・組み立ての)お勉強代ということで、自分でバンド・ベゼル交換&ボタンと

ケースバックのOリングの清掃・シリコングリス塗布をすることにしました。

 

部品は昨日までに到着。きょう、未修理返却として送付前と同じ状態の、ぼろぼろのG-100-3BMJFが

返ってきたので、ケースの清掃、ベゼルとバンドの交換、ボタンを含むOリングの清掃&シリコングリス

の塗布を行いました。

 

10年前だったら苦も無く出来たであろう細かい作業ですが、今となっては老眼のせいですごく大変。

真面目に実体顕微鏡が欲しいほど。

地味に倍率5倍のキズミ&ポジフィルムとかを見る倍率10倍のルーペを使い、息を殺しながらの作業です。

 

そこらの実験室に転がっているような実体顕微鏡は高価で手が出せず、安かろう悪かろうの見本のような

ヤツを以前見つけたのですが、その時に買っておかなかったことを激しく後悔。

 

特にボタンの軸を留めているEリングの付け外し作業が大変で、気を抜くとピンッ!って飛んで行ってし

まうし、飛んで行ったEリングを探すのもすごく大変。何せ直径2mmにも満たないような部品ですし。

それに、バンドを留めるバネ棒を嵌めるのも意外と大変で、バネ棒外しでもなかなか難しい。普通の腕

時計のバンドとは違い、G-SHOCKのバンドは入組んでいるので、簡単には嵌ってくれずに苦労しました。

 

途中で心が折れそうになりながらも、何とか清掃・バンドとベゼルの交換・ボタンとケースバックのOリ

ングの清掃&シリコングリス塗布を終了。

最後にアナログ針の時間を合わせて完了・・・なのですが、風防の内側の隅にちょっとした曇りがある

ことに気付き、それを許せずに再び分解することに・・・。

 

デジカメのイメージセンサーなどの清掃に使うシルボン紙と無水エタノールを使い、拭いてはチェック

・・・を繰り返し、缶のエアダスターで埃を吹き飛ばしてキズミでチェック。埃ひとつないことを確認

したら、すかさず文字盤付きムーブメントの文字盤を軽くエアダスターで吹いて、速攻でケースに装着。

文字盤をつけないと曇りが見えずらいので、ムーブメントが落ちないように指で軽く押さえながら曇りが

取れたかのチェック・・・を2、3回ほど。

ロディコを買っておけば良かったと後悔・・・。

 

ケースバックのOリングのヘタリも気になっていて、買っておけば良かったのですが、気づいたのは修理

に出した後だったので寸法がわからず。手持ちのOリングセットの中から使えば良いかと安易に考えてい

たら、手持ちの最大サイズでもちょっと小さくて使えず・・・。

 

何度も何度も後悔しながら、ようやく完了しました。

色味は若干変わってしまいましたが全然違和感がなく、新品のベゼルとバンドになって以前の「見るも無

残な姿」から「まるで新品」になりました。ケースバックの錆(腐食)が気になるぐらいに進行しているので、ガンガンに普段使い・・・とは行きませんが、アンティークとしての価値もなく、でも気に入っている時計

なので、「気が向いたら使う」ぐらいは出来るようになりました。

 

 このあいだバンド交換をしてもらったG-SHOCK(GS-1000J-1AJF)も、この際だからケースバックを外し

て、清掃とケースバックのOリングだけでもシリコングリスの塗布をしようかと思い、外そうとしたので

すが、これがまた「接着剤で接着したのか」というぐらいビクともしません。

 

スクリューバックなのですが、手持ちの固定台+3点式のオープナーで無理そうだったのであきらめ、カシオ

に電池交換(充電点検調整)をしてもらうことにしました。3000円の定額料金です。

 

これを頼むと、点検して必要に応じてOリングの交換・2次電池の交換をしてくれるので、おのずとケース

バックを外すことになり、(担当者がとんでもない力で締めない限り)固着してケースバックが外せないと

いった状況からは脱せるはず。

カシオが無理をしてケースバックをぼろぼろにしても、(代替品だとしても)カシオが交換してくれるだろ

うし。

「購入後11年経過しているので、Oリングと2次電池の交換を希望します」と書いたメモを修理依頼票に添付

してカシオに送りました。

 

こちらはちゃんと正しい機種名で確認し、電池交換(充電点検調整)を受け付けていたので大丈夫だと思い

ます。

 

でも、もしかすると「ケースバックが固着して開かないため充電点検調整不可」と宣言されるかもしれま

せんが。

そうなったら、ケースバックとケースの嵌合面に浸透性潤滑剤をつけて1日放置&外すのを試みる・・・と

いう作業を繰り返せば、何回目かには開けることが出来るとおもいます。

 

ただ、Oリングや樹脂に優しくない潤滑剤じゃないと無理そうなので、ケースバックのOリングは無条件に

交換が必要になります。ボタンのOリングは入手が難しそうなので、そこには潤滑剤が回らないように注意

しなければなりませんし、なによりも洗浄が大変なことになりそうです。

酷いと超音波洗浄機が必要になるかも・・・。

 

なんか、リペア地獄にハマりそうです。

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腕時計の電池交換など

先日、タグホイヤーの腕時計が止まってしまったので、町の時計屋で電池交換をお願い

する事にしました。

今までは技術のありそうな遠方の店にO/Hを含め、宅配便でお願いしていました。

 

しかし、その店が店をたたんでしまい、かつO/Hの際に「蓋とケースの嵌合部分に錆が

出ているので防水性は期待しないでください」と言われていたので、スペック通りの

防水性は諦めて、今回は近所で実績がありそうなお店を見つけ、お願いしました。

 

G-SHOCKやその他、防水性を一つの売りにしている時計の場合、すぐ電池交換してくれる

ような町の時計屋では、電池交換を断られることがよくあります。G-SHOCKの場合、樹脂

製のケースだったりするので劣化してヒビが入っていて(特に蓋を止めている4か所のねじ部

分)、交換前から防水性能が低下しているのに電池交換の作業で防水性能が低下したと勘違い

する客が多いからだそうで。

それ以外に防水試験機がないと言った事もあるでしょうが、「防水性能はあまり期待しませ

ん」というと、交換してくれる時もあります。

 

近所の時計屋レベルだったら、自分で電池交換しようかな?と思い、amazonで買った

激安の時計メンテナンスキットのオープナーで蓋を開けようとしましたが、頑として開き

ません。工具がアレと言う事もあり、あまり無茶をして蓋に傷を付けたりすると悲しいの

で、素直にお店へ持って行く事に。

 

車で10分かからない近所のお店です。

「防水チェックは出来ませんが、宜しいですか?」と訊かれたので「構いませんよ」と

答え、早速電池交換へ・・・。

やはり、蓋が開きません。「潤滑剤を付けてやってみるけど、もしそれでも開かなかった

らメーカー送りになりますが、どうしますか?無理に蓋を開けようとして傷付けたくない

し。」と訊かれ、「それでもいいので、やってみてください」と言う事で、お預かりと

なりました。

 

ついでに、G-SHOCKの腕時計もウレタンバンドが劣化してきたので「これ、交換して

貰えますか?ネットでカシオにお願いしようとしたけど、補修用性能部品の保有期間が

終了しているため修理をお受けすることができません。って言われたんですけど。」と

訊いてみると、「交換できるんじゃないかなー?」と言いながら、ファイルをペラペラ

めくり、「うーん、まだ交換できるみたいだよ、ちょっと待ってね。」と(多分カシオ

テクノに)電話。

お盆明けはどこも忙しいらしく、1分以上コールし続け(この店主も忍耐強い人だなと思い

ながら待つと)やっと相手が出たようです。

 

店主「○○時計店です、お世話になります・・・○○○なんだけど、バンドの在庫あります?

・・・はい、正常に動いてますね・・・うーんと、長剣が赤で、バンドの12時と6時にシル

バーでロゴが入っているヤツ・・・あ、ありますか・・・はい、ありがとうございました

・・・宜しくお願いしますー・・・ガチャ」

 

店主「在庫はあるそうだけど、メーカー送りになって、今混んでいるみたいだから2週間

ぐらいかかるらしいけど、良い?」と訊いてきました。

 

私「それで構いませんよ(個人だとカシオでは修理受け付けてくれないし)。」

 

店主「メーカーに送りますので前金になります、ねじとか交換になったら値段が変わって

来るけど、まずはバンド交換だけの値段で・・・9,720円です。」

 

私「えー!そんなにするの?」

 

店主「バンド代と、技術料と、往復の送料だね」

 

私「(普通のG-SHOCKだったら3,500円位だよなー、でもこの機種はねじが固着してるのが

ほとんどだし、技術料でその位取るのかな、送料もあるし)そうですか、分かりました、お願

いします。」

 

という流れで、G-SHOCKのバンド交換代を前金で支払って領収証兼伝票(タグホイヤーの預か

り票)を貰って帰ってきました。

 

お店の定休日を挟んで2日後、「電池交換が出来ました」との電話があり、受取りに。

 

店主「電池交換できましたよ。」

 

私「どうでしたか?」

 

店主「潤滑剤をつけてやっと開きました。中が結構錆びててね・・・錆は落として、電池

交換して、針のゼロ点調整して、グリス塗っておきました。」

 

私「ありがとうございました。(こいつの針のゼロ点調整、黙っていてもやるなんて、やは

り単に売るだけの時計屋とは違うな・・・預ける時にゼロ点はズレていなかったから、針同

士が干渉していないかチェックしたのかな、それとも電池交換の時にゼロ点がズレたのかな、

もしかして磁気抜きでもしたのかな、その時にズレるし・・・)で、おいくらですか?」

 

店主「5,400円です。」

 

私「(まぁ、すんなり電池交換出来た訳じゃないし、作業内容から言ってクオリティ高い

だろうし、妥当な値段だな)はい、わかりました。ありがとうございます。」

 

と支払いを済ませ、店を後にしたのでした。

 

実際のところ、時計を預けに行ったときに

 

「あれ?なんとなく煙草臭い?・・・奥で吸いかけの煙草が灰皿の上で煙りあげてるし」

「なんか酒臭い・・・店主、二日酔いか?」

 

と、「本当に大丈夫かいな?」という状況でしたが、良い仕事をしてくれたようです。

店の佇まいや上記のような感じから、まさしく昭和時代の良き時計屋だなと感じました。

 

G-SHOCKはメーカー修理(バンド交換)で、だいたい2週間後ですから、手元に戻ってくる

のは来月の初めになりそうです。ねじが固着していてねじ交換になるだろうから、さらに

1,000円ぐらい支払わされそう。

 

購入した時は、ソーラー電波時計だから電池交換や時間合わせの手間が省けていいなーと

思っていましたが、故障もするだろうし、2次電池にも寿命があるだろうし、もちろんバンド

も劣化するので、全く手間が掛からない訳では無いな・・・と感じた1日でした。

 

 

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再びのデントリペア

昨日、デントリペアしていただいた部分を中心に「いやー、キレイに直すもんだねー」とリアドアパネルを

眺めていた時に、「あれ?なんだろ?」と違和感を感じた部分がありました。

反射光を角度を変えながらよーく見てみると、新たな凹みを発見。本当に小さいのですが、エクボ状の

凹み。今まで気付きませんでした。ドアパンチだとドアの端部が当たるので縦線が入る形で凹むのが

一般的だと思うのですが、この凹みはそのような感じではありません。しかも、本当によーく見ないと

発見できないような小さなものです。

コーティングを掛けて艶がキレイに出たせいでしょうか?それともあまりホコリが付いていないからでしょうか?

光の反射(景色の映りこみ)じゃないとまず発見できませんし、本当に僅かな凹みなので目を凝らさないと

分からないレベル。デントリペアしていただいた部分と同じパネルなのですがデントリペア屋さんも私も

気付きませんでした。

本当に言われなければ分からない位なのですが、いったん発見してしまうとどうしてもそこに視線が行くので

やっぱり気になります。諦めて凹みの部分を無視するという考えもありますが、やっぱり気になります。

 

昨日の今日で本当に申し訳なかったのですが、デントリペア屋さんに再び電話して来ていただく事にしました。

で、直していただきました。作業時間にして5分位。作業をお願いしていったん部屋に戻り、差し入れの

スポーツドリンクを冷蔵庫から出して、グラスに氷を入れて、スポーツドリンクを注いで、駐車場に

持っていくと「終わっちゃった・・・」と言いながら樹脂製のポンチングツールでコンコン叩いていました。

そこから1・2分で「どうでしょう。こんな感じですかね。厳しい目で見ていただいて・・・・」と言われ、

確認すると見事に凹みが消えています。どの角度から景色の映り込みを見ても、本当にどこに凹みが

あったのか分かりません。凹んでいた場所を知っていても凹みは確認できません。凹み方によるので

しょうが、今回も完璧、素晴らしいです。

 

お礼を言って料金を支払い(何も言っていないのにお安くしていただきました)、雑談中、デントリペアで

修理する機会の多いドアパンチの話になりました。

「ファミレスとかの駐車場で、ドアパンチされない様に店舗の出入り口から遠い所に停めるけれど、駐車場が

ガラガラに空いていても、なぜかすぐ隣に停める車っていますよね」と言われ、「そうですよね!何で

でしょうね?空いている駐車場で出入り口から遠い所に停めても、わざわざ隣に停めるヤツっていますよ

ね。」と激しく同意。私と同じ疑問を持っている人に初めて出会いました。 

やはりデントリペア屋さんもドアパンチされるのが嫌で、ほかの車があまり停めないような出入り口

から遠い所に停めるそうで、それでも隣に停められる事があり、しかもドアパンチされる事もあるそう

です。「自分で直しちゃいますけど」とは言っていましたが・・・やはり技術も持った人は羨ましい。

 

雑談を含めても30分掛からず、お帰りになりました。凹みの規模や凹み方・凹んだ場所にもよるのでしょうが

今回も完璧な仕事をしていただき、とても感謝です。

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帰省その2

今回はYocaとあんずは留守番で、子どもだけを連れて帰省したのですが、ちょうど七夕の時期。

 

せっかくだからと、七夕飾りを見に行きました。子どもはポケモンセンターに行きたかっただけの

ようでしたが。

ポケモンセンターで何か買ってあげようと考えていましたが、すべてが割高。ライセンス料でしょう

ね。分かってはいましたが、物の価値に対する価格が見合っていないような感じがして。

物の価値は欲しい人にしか分からないもので、キャラクター物の値段設定にビックリする時もあり

ます。それに、今回はどれも子どもが欲しがらなかったので何も買いませんでした。貧乏な家庭なの

で、価値に見合わない高価な物は買えません。心の中で子どもに謝っておきました。

 

適当に歩きながら七夕飾りを見て、せっかく繁華街に出て来たんだからとコーヒーショップで一休み

して、地下鉄ーバスを乗り継いで帰ってきました。

 

 

実家に帰省するとほぼ毎回、何らかの修理をします。簡単なモノだけですが、毎回工具類・ケミカル

などを持って来なかった事を後悔します。今回も後悔する事となりました。

 

まず、手始めに携帯電話のカメラのレンズカバー外れの修理。これは修理のうちに入らない部類

で、レンズ部分や赤外線ポートに接着剤が流れないように気を付けながら瞬間接着剤で接着。

 

その次も修理とは言えないPCの設定。Win10のアップグレードキャンペーン中にwin10にアップ

グレードしたノートPCですが、プリンタ複合機の設定が完全に出来ておらず、スキャナでPCに取り

込めない状態だったのをドライバを入れて設定完了。

高齢な親なのでスキャナはコピーする時位しか使わず、スキャンしてPCに取り込むという使い方は

ほぼしないため、コピーだったら複合機の本体だけで操作できてしまうのでドライバを入れて設定

すること自体知らなかったようで。

でも、このまま放置すると後々「スキャナでPCに取り込むにはどうすれば良いの?どこをどうやっても

出来ないんだけど」と訊いて来ることは必至。面倒なので設定しておきました。

 

次が、今回工具・ケミカル類を持って来なくて後悔したマッサージチェアの操作部の扉外れ。よく

リモコンなどに見られる、扉を開くと細かく設定できるボタンが現れて、扉の開閉と連動して液晶表示

が変わるヤツ。この扉が外れたり浮いたりしてしまうと扉の表面に書いてあるボタンのメニューが液晶

表示に出て来なくなって操作できなくなるんですね。

扉を閉めると扉にあるポッチが操作部本体についている検出スイッチを押して、液晶画面に出てくる

メューが扉の面に書いてあるメニューになり、扉を開くと検出スイッチが押されないので、扉を開く

と見える詳細設定メニューに切り替わるという仕組みです。

 

「どうせ詳細設定メニューなんて使わないから」といって、セロハンテープで固定されていました。

 

さすがにセロハンテープは如何なモノかと思い、せっかくだから修理することに。

見てみると樹脂の割れとか欠けではなく、扉の蝶番部分の凸部分が削れてしまって、本体の凹部分で

受けられず(引っかからず)外れてしまう状態になっていました。

本体の凹部が結構肉厚で耐えられそうなので、工具類がそろっていれば扉の凸部分があったところに

穴でもあけて金属のピンを埋め込んで接着して凸部を作るのですが、工具が手元にないのでYocaに

電話して家にあるプラリペアを送ってもらい、凸部を樹脂で再生することにしました。

近くでこの手のモノを売っている処は皆無で、amazonで買っても送料無料にならず時間もかかりま

す。

送ってもらって、翌々日に宅急便で到着。

プラリペアをちょんちょんと盛って乾かし・・・を数回繰り返して凸部を再生しました。

一気に盛って凸部を作ると表面だけ固化して中が固化するのに時間がかかりますし、表面だけ固化した

状態を完全に固化したと勘違いして組み込むと、強度が出ないのでボロッと凸部が取れてしまいます。

扉の開閉がベストな状態にするのに何回かやり直して、1時間ほどで終了。

 

この扉の蝶番部分の設計も悪く、扉をどんどん開いていって、止まる所からさらに力を入れると蝶番の

凸部分にテコの原理で力がかかってしまいます。化学結合のプラリペアであっても、このまま無理な力

で必要以上に開いてしまうと折れてしまいます。

これをどうにかしようと一定以上開かないようにストッパーでも付けようとしたのですが、うまい具合

に付けられる構造になっているわけもなく、断念しました。

両親には「扉を開けたときは、扉が自然に止まるところがあるから、それ以上力を入れて開かないよう

に」と言っておきました。

このマッサージチェアの操作部は、いわば有線リモコンのような感じです。

その線が細くて以前に根元で断線した事があり、それを誤魔化しながら使っていたのを見かねて修理

した事がありました。

その時も工具を持って来なかったので中学生時代に使っていたヒーターがニクロム線の、安物のはんだ

ごてを見つけたのは良いものの、はんだが見当たらなくて、ビールも飲んでしまった後だったので「近

所のホームセンターではんだを買って来て」と父に頼んだのですが。さすがに棒はんだ(小さいはんだ槽

で溶かして使うヤツ)こそ買って来なかったものの、フラックスの入っていない板金用の太さ1.5mmぐら

いのはんだを買ってこられて残念な思いをした事があります。

小学校の時に使っていたはんだペーストがあったので断線部分を切り落として何とかはんだ付けして

直しました。当然のことながら無洗浄フラックスではないため消毒用アルコールでしっかり拭き取りま

しが、普段使っている工具・ケミカル類がないとすごく不便だということを実感した時でもありまし

た。

とは言え、使うかどうかわからない工具・ケミカル類を一式を持って毎回帰省するのも荷物がかさばる

ので、「今回は使わないだろう」と持って来なくて後悔する・・・の繰り返しです。

 

次回は安物でも良いので使い勝手の良い最低限の工具・ケミカル類一式を工具箱に入れて実家に置いて

おこうと心に誓った帰省でした。

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帰省

8月6日から9日まで、子どもを連れて実家に帰省していました。

Yocaとあんずはお留守番です。

 

移動は、行きも帰りも高速道を使って5時間ほどでした。行きはお盆前の平日の早朝、

帰りは渋滞する下りとは逆方向なので全く渋滞しておらず、きわめて快適な移動でし

た。

 

今回は、ただ単に帰省するだけではなく、車のボディコーティングをするという目的が

あります。

いつも帰省した際に給油・手洗い泡洗車(虫取りクリーニングを含む)をしてもらうガソリ

ンスタンドなのですが、前回帰省して洗車してもらった時のこと。

「ダイヤモンドキーパーをかけているんですか?水弾きがだいぶ落ちていますね。何年

前にコーティングしたんですか?」と聞かれ、「年1回(住んでいる近所の店で)メンテ

ナンスして貰っていますが、もうすぐ5年かなー?」と答えたところ、「じゃあ、再施工

ですね。今キャンペーンをやっていまして、今なら30%OFFでやらせて頂きます」と見積

もりを書いてくれました。

「でも、次に来る時は8月ですよ」に対し、「この見積もりを見せて頂いたらこの値段で

やらせて頂きますので」と言われたのを思い出し、帰省する前に電話で確認して予約。

 

コーティングはダイヤモンドキーパーというやつ。近所のスタンドで施工・メンテナン

スをやって貰っているのですが、下地処理が雑で、軽研磨や軽いコンパウンド掛けで

明らかに消えるであろうごく浅い洗車傷などが全然消えておらず、それどころか全体

的に800番のペーパーで軽く擦ったような浅い擦り傷まで付けられてしまいました。

この800番のペーパーで広い面積を擦ったような浅い擦り傷、太陽光がボディに当たる

と、本来は直射日光を反射しないような角度で「細かい線傷」が面で太陽光を反射し

「ギラッ」と見えます。くすんでいるわけでも色ボケしているわけでもないし、普通の

反射光ではわからないので普通に見てもわからないし、なかなか適当な表現が出来ない

のですが、直射日光が反射しない角度でこの傷が直射日光を反射して「ギラッ」と見え

ると非常に目立ちます。すごく不快です。

他人が見たら、「この車の持ち主、洗車の時に砂埃で汚れた硬い雑巾を使って無神経に

ゴシゴシしているんだな」と100%思われるような傷です。非常に嫌です。

 

ボディの状態に対しては神経質なので、洗車傷を含むほぼすべての傷は把握しています

し、洗車などで他人が車を触る時、駐車場(特にコンビニとかファミレスとか)に止めて

降りた時と乗り込む時は、必ず傷のチェックをしています。なので、どこでどんな傷が

付いたか(付けられたか)は必ず覚えていますし、走行中でも飛び石などがボディに当たる

音でどこら辺に傷がついたか大体わかるのでその傷を必ずチェックします。

路肩の草で擦ってしまった時も必ずチェックします。路肩からはみ出して生えている草

に擦らないように常時気にしながら運転しますので(主に速度取り締まりの光電管を見つ

けるためですが(笑))、これも無意識に擦ってしまう事はありません。

細い路地で対向車とすれ違う時に対向車が左に寄らず、対向車との接触を避けるために

余計に左に寄らざるを得ない時に路肩に生えている草に擦ってしまう事がありますが、

その時も必ずチェックしています。

なので、「あれー?どこでこんな傷がついたんだろ?」と言う事はまずありません。

 

前回の施工直後、車を持ち帰ってすぐに気づいたのでこの件を施工した店に指摘し、車

を再度持ち込んで見て貰ったのですが「電話で聞いた時は軽研磨時のバフ目が残ってい

るのかと思った」と言われて最初はこちらが言っている傷を理解されず、実際に見て確

認できても「軽研磨で、元から付いていた下地の傷が出てきた」とか訳のわからない事

(軽研磨で浅い洗車傷が目立たなくなる+コーティングで艶が出るので、消せない深い傷が

逆に目立つというロジックならわかりますが、なんで研磨して下地の傷(意味不明)が出て

くるの?)や、「アイタック技研の人にも見てもらったんですが、施工時につく傷じゃな

いと言われた」(アイタック技研の人が施工中ずーっと見てたのかい!)とか、色々と言い

訳された挙句、最終的には「このくらいの傷はどんな車にも付いていますよ」と開き直

られ、すごく嫌な思いをしました。研磨を含むボディコーティングで傷が減る(目立たな

くなる)ことはあっても、目立つ擦り傷があからさまに増えると言うのは何か間違ってい

ると思いますし、アイタック技研も”絶対に塗装を傷めない”とか偉そうに宣伝しています

が、現実はこんなもんです。いくらコーティング剤そのものは塗装を傷めなくても、施

工者次第で傷は簡単に付きますし、施工者に資格を与えてプロのコーティングとか言っ

ていますが、ガソリンスタンドに展開している時点で「コーティングだけで利益を得て

いるという意味でのプロ」ではないですし、施工者だって間違いは犯します。

素直に申告したり認めたりしてこそ、本当のプロです。軽い傷なら許しますし、修理代

を請求するようなこともしませんし、間違っても以前から付いていた傷で言いがかりを

つけるようなヤクザな事もしません。

明らかに施工時に付けてしまった傷を、適当に言いくるめて誤魔化そうとしているよう

ではプロとは呼べません。

 

 

今回はそんなことはないと信じ、自称「神経質な方なんで」と言う施工担当者にお願い

しました。次の日の夕刻、「施工が完了しました」と連絡を受け、引き取り前の施工

確認となったわけですが、すぐに問題発覚。右のリアドアに誰が見てもハッキリとわか

る打痕(ドアパンチされたような感じの傷)が付いていました。

さすがに運転席側のリアドアの前部分(フロントドア端近く)なので乗り降りの際に必ず目

が行くところ、どう考えても施工前に付いていたら気づきます。施工前には無かった傷

だと100%断言できます。

しかし、それをいくら指摘しても「こんな傷は我々は付けていない」の一点張り。

「じゃ、この店に来たお客さんがドアパンチしたんですかね?。施工中、どこに停めて

いました?」と聞くと「作業ブースと、ここ(屋根がある拭き上げ・引き渡し所。車1

台分しかないので隣に止めてドアパンチは無理)にしか停めていませんし、周りにこの

ような傷がつくものは一切ありません」との事。

要は、「施工前から付いてたんじゃね?」と言う返答です。

「こんなに遠目からでもハッキリとわかる凹み、しかも運転席側のリアドアだし、施工

前に付いていたら絶対に気が付いている。施工前には100%無かったと断言できる傷だ

し、施工前に一緒に傷がないかの確認もしましたよね?それに、施工前から付いていた

傷に対して言いがかりをつけて金を取るような(割引させるような)ヤクザな真似は絶対に

しないし。」

と主張しても、のらりくらりと返答するだけで認めようとしません。

まぁ、そうですよね、認めたら板金塗装で5万円コース、弁償したら利益どころか薬剤と

施工にかかった人件費が丸々赤字になりますし、信用まで落ちてお客さんも減りますし。

絶対に認めたくない気持ちも分かりますが、後々のことを考えると正直に申告するのが

一番だと思いますがね。

 

本当に気づかないうちに傷を付けてしまって、自覚がないので認めないと言う事ならば、

逆の意味でこの店ではコーティングをしたくありません。

ボディコーティングは繊細な作業です。素人が洗車ついでにサクサクっと出来るような

レベルのコーティングではありませんし、それなりの価格です。工程数も多く、手間も

時間もかかります。

そんなコーティングを行う施工者が、あんなに目立つ打痕(凹み傷)を付けて気づかない

訳がありません。派手にぶつけないとあんな傷は出来ないし、その時に「ガツッ」って

大きな音もしたはず。ハンドツールをぶつけたなら、確実にぶつけた感触が手に伝わる

はず。なので、どう考えても気づかないはずがないのに「気づかなかった」のなら、

コーティング作業自体が怪しく、まともな施工は期待出来ません。

 

いやいや、この店もこんな感じかい。アイタック技研さん、いったいどんな指導してる

の?というか、なんでこんなに揃いも揃って不誠実なヤツがコーティング施工者なの?

技術云々以前の問題だと思いますが。

「じゃ、もういいです。」と言って代金を支払い、帰ってきました。

 

すぐに以前お世話になったデントリペア屋さんに電話して、帰省から戻る日の午後に

予約を入れました。こんな結構な勢いでドアパンチされたような傷、妥協して直さない

と言うレベルじゃありません。幸い塗装は傷んでいませんし、デントリペアが出来そう

な場所だったのが唯一の救いです。

このデントリペア屋さん、以前お願いした時に完璧な仕事をして頂いたので、今回も

お願いすることにしました。以前の作業時は真夏で例年になく猛暑。しかも作業場所は

陽を遮る屋根などが一切ない駐車場。本当に申し訳なくなるような過酷な環境で作業を

させてしまっているので、2リットルのスポーツドリンク・氷・大ぶりなグラスを持って

差し入れたぐらいです。

すこし見ていましたが、感心するほど丁寧に作業していて、仕上がりも完璧。どこに凹

みがあったのか、頼んだ本人ですらわからなくなるほど。

どの角度から見ても、あらゆる角度から光を反射させて見ても、風景が映り込む反射光

を角度を変えて見ても、悪意を持って厳しく見ても、凹みの跡・歪みが一切認められま

せん。まさしくプロの仕事です。それでいて料金は凹みの大きさに見合ったデントリペ

アの相場価格そのもの。お願いするならこの店(人)と心底思える仕事ぶりでした。

 

で、話は戻りますが、施工完了で車を引き取る時は雨が降っていましたのでそれ以外の

傷には気づかなかったのですが。水弾きは素晴らしく、凹みは論外として、あからさま

な施工不良は見受けられませんでした。

次の日、雨があがってボディも乾いて来たところで改めて見てみると、助手席側ルーフに

20cm位の2本並んだ線傷を発見。これも気づかないレベルじゃないです。触ると傷を感じ、

見てもすぐにわかるレベルの太さの傷です。それに、ボンネットに微かなムラも見て取れ

ます。フロントガラスのすぐ上のルーフについている虫が激突した跡も残っており、マイ

クロファイバータオルで傷がつかない程度の強さで拭いても落ちませんでしたので、速攻

で電話で指摘し、再び車を持ち込んで修正してもらいました。

ボンネットのムラは完全に取れませんでしたが、光源の違い(曇りか晴れか・自然光か

照明か)で見えるか見えないかが変わりそうな微妙な感じまで改善したので良しとしま

した。

ルーフの線傷は極細めのコンパウンドで研磨したら消えたとのこと。

フロントガラスのすぐ上のルーフの虫の跡は、虫取り剤や極細めのコンパウンド研磨・

前処理剤(ファイナル1のこと)でも落ちず、触った感じや見た目・場所からしても虫の跡

が塗装の上に乗っているような感じだが、ここまで頑固に落ちないとなると塗装を侵食

している可能性が高いので鳥の糞かもしれない、とのこと。

落ちなかった部分を含め、それぞれ修正した部分にコーティングを再施工したかを確認

し(もう、当たり前の事をいちいち確認しなければ安心出来ないレベルまで信用度は低

下)、ボディコーティングは終了となりました。

 

のちに晴れたところで確認しましたがボンネットのムラは我慢できる範囲で、上記のご

とく光源の違いで見えたり見えなかったり。気になっていた変な角度でギラつく擦り傷

は消えて今のところ確認できず、光沢(艶)も綺麗に良く出ており、撥水状態もムラなく

きれいに水をはじいていたので、例のドアパンチのような凹み以外は満足できる仕上が

りとなりました。

 

施工前に「気になる部分」としてギラつく擦り傷について説明し、「下地処理をしっか

り行い、消える(目立たなくなる)かやってみます」という事でしたが、これが消えた(目

立たなくなった)と言う事は、少なくとも下地処理は(付けられたルーフの傷はどの時点で

付いたのかわかりませんが)ちゃんと出来ていると考えて良さそうです。

 

少なくとも以前施工して貰った、私が住んでいる地元の店よりは格段に綺麗に(当たり前

ですが)コーティングしてくれたので、年1回のメンテナンスや日頃の洗車は無理だとして

も、5年に一度の再施工は帰省した際にこのお店に頼んでも良いかなと感じました。

ただ、傷を付けてもその事実を認めないのは困ったものです。今回の件がありましたので、

次回からはこのような事はないと信じますが、次にお願いするときは相手がうんざりする

ほど丁寧に施工前の傷チェックをするしかないですね。

 

いろいろ脱線して長くなってしまったので、今回実家に帰省していろいろ行った家電の

修理の事は、また日を改めて書こうと思います。

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ここ数日の出来事

まず、インプレッサのこと。

一週間ほど前、、インプレッサの室外温度計の表示が27℃から変化しなく

なりました。

「おかしいなー」と思いつつ、試しに室外温度センサにパーツクリーナーを

一吹きして変化を見てみました。すぐに反応して20℃まで下がりましたが、

今度は1時間ほど放置しても20℃を表示したままに。

 

室外温度センサーが壊れたっぽいです。近所のディーラーに行って、室外

温度センサを発注し、室外温度計のチェックをして貰うために入庫の予約を

しました。

 

しかし、次の日から室外温度計がマトモな温度を表示する様になり・・・。

ディーラーに電話して相談。「症状が再現しないため、入庫してもトラブル

シューティング出来ないだろう」と言う事で、発注した室外温度センサを買い

取り、様子を見ることになりました。

ついでにフロントグリルを留めいているクリップも経年劣化で割れていたので

クリップも発注。

 

本日、室外温度センサとクリップを購入しました。クリップは交換しましたが、

室外温度センサは壊れていなさそうなので交換せず予備部品にしました。

 

 

プリンタ故障のこと。

長年使っていたキャノンのMP960、「インクを認識しません」と言うエラーが

出る様になりました。コンセントを抜いて数分後コンセントを挿すとエラーが

出なかったりします。が、再び同じエラー。

 

インクタンクに付いているIC基板との接触不良を疑いましたが、あまり関係

無さそう。プリンタヘッド部分とリボンケーブル部の接触不良を疑い分解し

始めましたが、あまりにもハーネスがゴチャゴチャしすぎているし、プリンタ

ヘッド部分まで分解する気力が起きず、途中で断念。

 

スキャナ部にCMOSセンサーを使っていてお気に入りだったのですが、修理

受付も終了していますのでメーカー修理も出来ません。

まぁ、ここ数年は年賀ハガキのプリント時、両面プリントをすると印刷面反転時

に搬送エラーが頻繁に出て、片面ずつ印刷していました。今考えると寿命だった

のかもしれません。

替えの予備インクもほぼ全色揃っているのですが、廃棄して新しい物に交換

することにしました。

 

新しいプリンタは同じくキャノンのTS8130とか言うモデル。MP960とほぼ同機能

の物を選びました。

 

先日到着し、4台のPCにセットアップ。無線LAN接続にして複数のPCからプリント出来

るようにしました。

 

iP8600と言うプリンタもあり、数年前に「廃インクタンク(吸収体)が満杯になりました」

エラーが出たので吸収体を再生してリセットし、使える状態にしておいたのですが、

これも最近、原因不明のエラーが頻発して使えない状態に。

MP960と同じインクタンクなので廃棄しなかったのですが、これも一緒に廃棄すること

にしました。

 

壊れる時は運の悪いことに同じ時期に壊れますが、今回はこの程度にして欲しい所です。

 

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iPod classic ランタイム測定結果

先日始めたiPod classicのランタイムの結果が出ました。

Volume 1/2,Back light OFF,Apple Losslessファイル再生にて、123.77時間でした。

iFlash-Quadに交換すると、上記の条件では消費電流は約20.7mA程度なので、リチ

ウムイオン電池の容量は2562mAh程度と見積もる事ができます。

 

iFlashのサイトでは、2000mAhと謳われているこの電池は、最新の体積エネルギー

密度から実質1700mAh程度ではないかと書かれています。

ただ、この値はおそらく5時間放電率での値、0.2C放電の時の容量です。

この電池の0.2Cは400mAなので、この電流値を流した時の容量となります。

 

一般的に、放電電流が大きいほど見かけ上の容量は少なくなります。

今回は20.7mAで放電しているため0.01C程度となり、この時の容量は2562mAhと

いう事になります。

 

Apple Losslessでも120時間以上の連続再生時間が得られ、思ったよりも電池の劣化が

進んでいないことが分かりました。

 

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iPod Classic ランタイム測定

iPod Classic(6.5世代,120GB)のHDDをiFlash-Quad+128GB MicroSDカード4枚挿しで512GBに交換し、

ロジックボードを第7世代のモノに交換、バッテリーも公称2000mAhのリチウムイオン電池に交換しました。

この組み合わせですと既存の薄いケースバックがそのまま使えますので、見た目は変わりません。

 

純正と同等の電池であれば既存のケースバックが使えますが、数種類ある大容量リチウムイオン電池と、

数種類あるiFlash(もしくは既存のHDD)との組み合わせによっては(ほとんどの場合)分厚いケースバックに

交換する必要が出てきます。

 

この交換を行ってから1.5年ほど経ちました。

 

交換直後のランタイム測定で160時間以上の連続再生時間が得られました(AAC 128Kbps,Volume

1/2,Backlight OFFにて)。160時間でランタイム測定をギブアップしたので、正確なランタイムは分からず

でした。

 

容量が512GBありますので、思い切ってほぼすべてのアルバムをApple Losslessで取り込みし直しました。

今、Apple Losslessでエンコードした楽曲でのランタイム測定を行っています。

AAC 128Kbpsと比べると圧縮率が低い分、Micro SDカードからの読み込みが多くなりますので消費電力が

増加しますし、電池も1.5年経過して多少は容量が減少していると思いますので160時間とはなりませんが、

せっかく大容量の電池に交換したのですから100時間程度にはなって欲しい所です。

 

今現在、再生開始から81時間経ちましたが、電池残量の表示が残り25%ほどとなっています。

残量表示がどれだけ正確か怪しいのですが、これを信じて今の段階でのランタイム予測すると、108時間と

なります。連続再生時間が現時点の81時間でも十分ですが、せっかくなので電源が落ちるまで測定しようと

思います。

 

 

リチウムイオン電池つながりで、使用していないデジタル一眼レフの電池を思い出しました。ここ数年間

放置状態です。

2機種あるのですが、両方とも電池の低電圧プロテクトが掛かり、端子電圧が0Vでした。10秒ほど

充電したら端子電圧が出てきました(6.5Vほど)ので、過放電にはなっていなかったようです。この電池は

2セルなので、公称電圧は7.4V、過放電とされる電圧は1セル当たり2.5V以下と言われていますので5V

以下なら過放電でした。

ほぼフル充電にしてからカメラに装着し、涼しい場所においてあるドライボックスの中へ入れて保管です。

 

電池としてはなるべく充電量を少なくして低温で保管するのが望ましいのですが、過放電になると回復

不能なダメージをとなりますので、一般的には50%程度充電してから保管するのが良いと言われています。

電池パック内の保護回路は、ほんの僅かですが電力を消費しますし、デジカメに装着すると設定保持の

為にほんの僅かですがこれも電力を消費します。

ですので、私はデジカメに装着状態で保管する時は「ほぼフル充電に近い」状態で保管します。

 

予備の電池は50%ほど充電した状態で、低温でも吸湿量の落ちない充分な量の乾燥剤と共に密閉

ケースに入れて冷蔵庫で保管しています。冷蔵庫の中は10℃以下と低温でほぼ一定ですので、電池

セルの自己放電も少なくなります。

 

リチウムイオン電池の劣化は保管温度と充電量が大きく影響するらしいので、いつもこの方法です。

 

冷蔵庫に入れる場合は必ず、低温でも吸湿量の落ちない充分な量の乾燥剤と共に密閉ケースに入れます。

で、取り出す時は冷蔵庫から取り出し後、必ず電池が常温(周囲温度)と同じになるまでケースを開けずに

放置し、同じ温度になってからケースを開けます。そうしないと結露が生じてしまいます。

 

冷蔵庫での保管はN.G.と言われていますが、この結露を嫌っての事ですし、冷蔵庫内にある液状の調味料

などとの接触の機会の可能性もあるためと考えられます。一般的に、電池の保管場所に醤油注しの隣を

選ばないのと一緒です。逆に、結露・液体との接触が生じなければ問題ないと考えています。

 

普段使いのスマホもリチウムイオン電池ですが、こちらは充電量を最大80%以下、放電量は最低20%を

目安に管理しています。自ずとランタイムは短くなりますが、外出先でそれほどスマホを使わないので

私の場合は2日間充電しなくとも大丈夫です。心配な時はモバイルバッテリーを携帯するようにしています。

 

要は充電器に繋ぎっ放しで(フル充電に近い状態で)何日も放置したり、その状態で高温になるような

場所に置かないと言う事が大切です。

即座に寿命が短くなるわけではありませんが、恐らく2年も使っていると、充電器に繋ぎっ放しで一晩中

充電し、1日使って電池残量がそれほど減っていないのにまた一晩中充電・・・を繰り返した時よりも、確実に

電池の劣化は少なくなるかと思います。

スマホの電池パックは自身で交換できませんし、交換を依頼するにしても結構な額ですから出来るだけ長持

ちさせたくなります。

 

2年ぐらいのスパンで最新機種へ変更するという考え方も悪くありません。数年使っていると、原因不明の

トラブルも増える様な気がしますし、電池の劣化以外の要因で機種変更(買い替え)せざるを得なくなるかも

しれません。各キャリアが提供している補償サービスなどに加入していれば良いのですが、交換となっても

機種を自由に選べませんし、内蔵で取り外せない電池の、電池交換のみはサービス対象外の場合もあり

ます。

 

最近はスマホ代金を通信料に上乗せして安く販売する方法(酷い時は本体0円とか)が叩かれていますし、

いわゆる2年縛りで2年分割払いでの支払額分を2年間基本料から割り引きして本体購入代が実質0円など

も問題視されています。

近い将来どこのキャリアでもスマホの購入代金は高額になると思います。

 

それが本来のカタチだと思いますし、機種変更をあまり行わない私にとっては好都合ですが、電池交換でも

結構な額となるとちょっと考え物で、格安SIMフリースマホにして安く済ませようとかとも考えてしまいます。

でも、キャリアに依存する機能はある程度我慢する必要があるかもしれません。

 

iPodやリチウムイオン電池の話題からそれてしまいましたが、リチウムイオン電池の取り扱いにちょっと注意

すれば劣化を最小限にする事が出来ます。

 

iPod Classicは最近のハイレゾプレーヤーの音には負けますが、Apple Losslessであれば音の劣化は

最小限で済みます。今のストレージ容量は512GBですが、256GBのMicro SDカ-ド4枚挿しにすれば1TB・・・Tera Podにもできます。HDDに比べてiFlash-Quadは低消費電力なので、純正相当の電池でもランタイムが伸びます。

 

注意してパーツの組み合わせを考えれば厚手のケースバックに交換する必要はなく、電池の大容量化が出来ます。

 

スマホに音楽を入れて聴くのも悪い方法ではありませんが、スマホは通信手段なので音楽を聴いている

うちに電池残量が減ってしまい、通信手段として使えなくなるかもしれません。

一方、iPod Classicで音楽を聴けばスマホの電池残量を気にする必要がありません。

 

と言う事で外出時、音楽はiPodで聴くことにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ひなまつり

雛祭と言う事で、今日の夕食はちらし寿司にしました。

 

ちらし寿司と言っても海鮮ちらしとか豪華なものではなく、ご飯にちらし寿司の素を

混ぜて、錦糸卵・ボイルエビのぶつ切り・いくらなどを少し乗せたシンプルなもの。

それにハマグリのお吸い物を添えて、ありがたく頂きました。

 

コストは別にして今日みたいにイベント的な日は、夕食がある程度決まって来るので

献立を考えずに済んで(作る労力は必要だけど)気が楽です。

 

数日分の献立をある程度考えてから食材を調達する(もしくは冷蔵庫にある食材から

献立を考える)のですが、だんだんマンネリ化してきます。

手間のかかるものをそうそう毎回作ることも難しいので、娘の学校の給食の献立に

被らないようにとか、肉・野菜・魚をある程度バランスよくとか、食材の賞味期限とか

(結構アバウト…腐ってなければ良し)、その日の気分(体調)も考慮して考えます。

簡単にまとまる時もあれば、二日先までしか考えられない時もあります。

 

いろいろ考えた挙句、結局は給食に出た献立に近いものになったりもしますし、娘が

あまり食べない時もありますし、先週も同じものを作ったような気が…という時も

あります。子どもが喜ぶ物だけと言う訳にもいかず、しかし大人が好む物だけでも

ダメなので、結構落とし所が難しいというか…結局は「文句言わずに食え」となって

しまう事も度々あります。

 

一日一回の夕食を決めるだけでも面倒ですから、三食+お弁当の献立を考えるなんて

言ったら想像を絶します。

これを普通にこなしている、いわゆる”主婦”と言われる方々は、神レベルなのかも

しれません。

 

 

 

 

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二分の一成人式

娘の二分の一成人式へ出席しました。

別に行かなくても良かったのですが、写真でもあれば娘の思い出になるかと

思い、カメラを背負って出かけました。

学校の行事で体育館で行われましたが、保護者席はかなり離れているんだろうと

思い、150-600mmズームレンズを付けて行ったのですが、今回は保護者席がやたらと

近く、少し失敗でした。重いし暗いし画角は狭いし、手振れ補正を効かせ、三脚でブレを

出来る限り少なくしても、SSが稼げず撮った画像の2/3はブレブレ。

でも、娘を大写しするにはやはり600mmぐらいは必要で、薄暗い体育館ではかなり難儀

しました。フラッシュは使えない(場の雰囲気を乱すので自粛)し、F6.3のレンズなので

ISO感度を上げる事による画像の荒れとSSを遅くする事によるブレ(被写体も完全に静止

しているわけでもないので)との戦いで、結局ISO感度1600~3200、SSが1/20~1/30が

ギリギリ許せる所でした。

 

三脚使用時は手振れ補正をOFFにした方が良い場合があるのでOFFにしたりもしましたが

三脚もそれほどガッシリしていないので手振れ補正は必要でした。

55-250mmのレンズも必要だったかなーと言った感じ。でも、現場で頻繁にレンズを交換

する事も出来ないでしょうから、仕方がなかったかなー。

 

このカメラとこのレンズではこれが精一杯ぐらいの写真を数枚撮る事ができ、なんとか

役目を果たす事が出来ました。

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最近やったこと

主に私が使用している2台のPCのDVDドライブが不調です。

1台は省スペースPCで、主に駐車場の防犯カメラの記録に頑張ってくれているヤツです。

設置の都合でDVDドライブが縦になっています。

こいつのドライブ、最近イジェクトボタンを押してもトレイが出て来ないのですよ。

 

強制イジェクト用の小さい穴に針金状のものを挿して強制イジェクトさせると、それから

数日間はイジェクトボタンやアイコンを右クリックして出てくる"取り出し"でトレイが出て

来るのですが、数日経つとまた同じ現象。

 

あまりDVDドライブを使わないPCなので、放って置いたのですが、最近になって不具合が

ひどくなり、毎回針金で強制イジェクトさせないとトレイが出て来なくなりました。

 

もう一台は私のメインマシンのDVDドライブで、時々認識されなくなるという、イラッと

する現象。

一旦シャットダウンして、ドライブとマザーボードをつなぐシリアルATAケーブルを

抜き差ししたりすると再び認識するのですが、数日スリープとウェイクアップを繰り返すと

認識されなくなっていたり。

恐らくのケーブルの接触不良だと思うのですが、ドライブが原因と言うのも捨て切れず。

 

DVDドライブもケーブルもそれほど高価な物でもないので、amazonで安価なヤツをポチっと

購入し、翌日に到着。

内部クリーニングも兼ねながら2台のDVDドライブを交換し、動作確認を行って終了。

 

で、問題は省スペースPCの下にある12V,10Aのシリーズ電源。この電源、AC200V入力の為に

昔の職場で貰い手がなく、私が貰い受けてトランスを交換してAC100V入力仕様にしたもの。

赤外線LEDを600個使用した赤外線ライトの電源として使っています。IRカットフィルタを

外したWebカメラと組み合わせて夜間でも防犯カメラとして使えるようにしているのですが

この電源、大きさの割りにメチャクチャ重く、引っ張り出すにも一苦労。

 

なぜ一苦労かと言うと、狭いアパートの部屋を有効に使うために、一番下に5.1chドルビー

サラウンドのサブウーハー、その上にこの電源、その上に省スペースPC、そのまた上に

19インチのディスプレイと言う、積み木状態で机と壁の隙間に押し込んでいるから。

 

今回、省スペースPCを取り出した際、ちょっと確認と言う気分で電源の電流・電圧表示

切替のスライドSWを動かしたら動きが渋く、無理に動かして壊してしまったので、その

修理もしなきゃならなくなり(仕事を増やしてしまった)、この修理が一番大変(問題)だった

のです。

 

電源をバラしてみると、パネルに取り付けてある安っぽいスライドSWの端子部分の基板が

SW本体の爪から外れてました。

 

パネルからSWを外して接点復活剤を塗って元に戻せば良いだけなのですが、このパネル、

筐体のパネルを板金加工して留めねじが表面に出っ張らないような構造になっていて、

パネル表面に接着剤で薄い金属の化粧パネルを貼って留めねじが見えないようにして

やがります。

SWを外すためには、化粧パネルを剥がすか、留めねじの頭を狙って化粧パネルに穴を開ける

しか方法がありません。化粧パネルは柔らかく、キレイに剥がすのはとても無理。パネルに

穴をけるのもスマートじゃありません。

いっそのことSW自体をトグルSWとかに交換しようかとも考えていましたが、このSWを

固定している構造を見ると、まず元のスライドSWを外さなきゃいけないので、これも難しい。

 

幸い、SWの裏(奥)はでかいトランスなので、トランスを外せば結構なスペースが得られます。

スライドSWのツマミ側に付いているバネとスライド接点は無くならずに筐体の中にあったので、

トランスを外してSWの裏側(端子側)から修理する事にしました。

 

この電源、20年以上バラさずに使いっぱなしだったのでホコリやら蜘蛛の巣やらで凄い事に

なっていました。SWのバネとスライド接点を救出後、掃除機とエアダスターでそこそこ綺麗に。

バネとスライド接点に多めに接点復活剤を塗り、ピンセットとラジオペンチを駆使して修理

しました。

 

接点復活剤、開放構造のSWに使うとホコリを呼び寄せて大変な事になるような気もしますが

もともと接触不良気味で動きもスムースじゃなかったので、気にせず常識の範囲内で多めに

塗ったのが幸いしたのか、接触不良気味も直り、とてもスムースに動く様になりました。

 

クソ重いトランスを元に戻して各部チェックした後、筐体を元通りにして修理完了。

 

これでようやく2台のPCのDVDドライブ交換+ATAケーブル交換+赤外線LEDライトに使用している

電源の修理が完了しました。

 

電源を修理していて思ったのですが、LEDライトの為だけにこの電源を使うのももったいない

様な気がしてきたので、適当な電源に置き換えようかと考えました。LEDライトは12V,4A前後

なので、48Wの電源で良い事になります。秋月電子で売っているスイッチングACアダプタで

良さそうですが、LEDライトまでの電源ラインで少し電圧がドロップし、その分を電源の電圧

微調整VRで補正しているので、電圧の微調整が簡単に出来るものじゃないとダメです。

 

このLEDライトも適当に作ったもので、電流制限抵抗を入れただけの簡易的なもの。

電流制限抵抗の代わりに定電流回路で作り、少しだけ高めの電圧で給電してやればACアダプタ

が使用できてスマートな構成になるでしょう。

 

 

作業がすべて終わり、手も結構汚れたので、キッチンで手洗い。キッチンの水道の蛇口には

トレビーノカセッティという浄水器を付けています。切替ノブで原水(ストレート)・原水

(シャワー)・浄水と切り替えられるのですが、切り替えノブ部分(カバー)が取れてしまいました。

 

15年ぐらい使って年季も入ってきているので取れる事もあるでしょう。手を洗ったあと、

プラスチックのカバーを元に戻そうと見てみると、留めねじを受けるボスが折れていました。

プラリペアで修理を試みました。単にボスが折れただけではなく、折れたボスも縦に割れて

いると言う、バラバラ状態に近いので強度が出ませんでした。ボスを型取りして直せば良い

のでしょうが、途中でプラリペアの粉をブチ撒いてしまったりで、やる気を喪失。

もう買い替え時と諦め、プラリペアのキットも古くなってきているので再びamazonで

トレビーノカセッティとプラリペアのキットを注文。

浄水器のノブを不完全ながら使用に困らない程度まで直し、到着後に速攻で交換しました。

新しいものはノブで切り替えるときのクリック感もしっかりしていて、やはり交換時期だった

のだなーと納得しました。

 

 

Linuxを入れたEee-PC、アップデートしたら起動時に画面が崩れ、ディスプレイの左3/4ぐらいが

真っ黒になり使えない状態になってしまいました。

 

色々試した結果、起動後にVGA端子から外部ディスプレイをつなぐと外部ディスプレイでは

ちゃんと表示されたり、その後VGA端子を抜くとノートPCのディスプレイもちゃんと表示

されたりすることに気付きました。でもあまり気に入らないので、セキュリティ上問題でしょうが

CDから再インストールしてカーネルをアップデートしない事にしました。

 

が、カーネル以外のものをアップデートしようとカーネルのアップデートの項目のチェックを

外してアップデートしたら、設定がまずかったのかカーネルもアップデートされてまた同じ状態に。

 

ディストリビュータのサポートページを見ると同じ現象の人がいて、根本的な解決法は無さそう

でした。でも、「スリープ状態にして復帰させるとちゃんと表示される」と書いていたので

やってみました。確かにそのとおり、ちゃんと表示されます。

もう、面倒なので、再起動時には起動後に一旦スリープさせて復帰させることにしました。

ディスプレイ周りのバグっぽいのですが、Linux初心者の私にはこれが精一杯。なぜか

スリープから復帰させるとBluetooth機能をOFF/ONしないとBlutoothマウスが認識されませんが、

それも対処法が分からず、儀式のように毎回OFF/ONすることにしました。

 

もう少しLinuxの勉強をしないとダメです。

 

こんな感じの一週間でした。

 

 

 

 

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通院・血液検査

病院の日。

ちょっと出遅れて受付開始10分前に、順番待ちの列に並びました。

車で行くのですが、冬の時期はフロントウィンドウが凍り付いて前が見えず、

エンジンを掛けて氷が融けるのを待つ必要があります。時間にして5分ぐらい。

この時間を忘れていて出遅れました。

 

列で言うと8番目ぐらい。土曜日は医師が2名で診察を行います。私の前に並んで

いた7人中5人が私と同じ医師だったらしく、9時30分に再度病院に行ってから

30分ぐらい待たされ、10時過ぎに診察を受ける事が出来ました。

 

最近調子が悪いことなどを話して薬を少し増やしてもらいました。

で、前回の血液検査の結果ですが、「食生活でも見直したの?」と言われるぐらい

中性脂肪・ガンマGPT・尿酸値が正常値だったそうです。

特に仙人みたいな生活をしたわけではないのですが。不思議です。

 

診察が終わり処方箋を貰って帰宅。一息ついて家族で買い物へ。

毎年この時期は何かと野菜が高値なのですが、今年はそれに輪を掛けて高値です。

ほぼ一週間分の食材を買って帰宅。あっという間に昼食の時間になりました。

 

通院の日はいつもこんな感じで時間があっという間に過ぎます。

昼食を作り一休みすると、もう夕食の準備をする時間。

 

こんな感じでバタバタと時間が過ぎた土曜日でした。

 

 

 

 

 

 

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最近調子が・・・

あまり良くありません。

年末年始の疲れが出たのでしょうか。暴飲暴食の影響もあるかも知れません。何をするにしても

億劫で、横になっている時間もここ数日、多くなりました。

今週末に病院へ行きますので、少し薬を増やして貰う事になりそうです。

 

病院の日は少し大変です。

朝7時30分に病院の受付が始まるので、10分前ぐらい前から並んで早めの順番を取ります。

そして、主治医の診察は9時30分ごろからなので、2時間ほど時間が空きます。

この時勢、どこの病院も医師不足で確保が大変らしく、今の主治医は(ビックリするほど)遠方から来て

いるそうで、診察開始がほかの医師より1時間ほど遅いのです。

 

その空いた2時間をどう過ごすか・・・。喫煙室でタバコを吸い、自販機のコーヒーを飲み、スマホで

ゲームなどをしていると1時間ぐらいだったら潰せますが、今は喫煙室もないし(敷地内禁煙に)、2時間

を潰すのは結構しんどいです。

 

結局、少し車でドライブしたあと自宅へ戻って家事などをやったりして時間を潰すわけですが、病院へ

行く気力が半減してしまったりして、この時間をうまく潰せません。

 

で、何とか時間を潰して診察のため早めに病院へ行っても、すぐに診察してもらえるとは限らず、20

分ぐらい待たされる時も珍しくありません。

 

診察が終われば10分ぐらいで処方箋を貰ってお会計を済ませられるのですが、拘束時間にして約3時間。

意外と疲れます。

 

話は少し変わって・・・。

今の主治医はやたらと血液検査をしたがります。主治医は何回か変わっていますが、今までは半年に

一回血液検査をやれば良い方で、ヘタをする1年以上やらない時もありました。

血中濃度がシビアな薬を飲んでいるわけでもないので、私の場合の血液検査は、どちらかと言うと内科

的な問題がないか、といった参考的な意味合いが多いのだと考えています。

 

しかし、今回の主治医は2ヶ月に1回位の頻度で血液検査です。

その結果が出るたびに、中性脂肪・ガンマGPTの値が多いと言われ、食生活を注意されます。

最近はそれに尿酸値も加わり、「お前どんだけ酷い食生活してんだよ」(とは言われませんが)的な

注意を受けることになります。

 

2ヶ月に1回とは言え、献血センターの看護師さん並に採血が上手な人ばかりではないので、地味に苦痛

です。

「右腕を出して手を握ってください」と言われ、ゴムチューブみたいなので縛られてひじの内側を軽く

叩いたり触ったりしたあと、「?」みたいな顔をされて今度は左腕を同様に。

同じく「?」と言う顔をされて「血管、出にくいですか?」と訊かれ、結局は手の甲から採血されたり

します。

素直に手の甲から採血されるならまだ良いです。意地でもひじの内側から採血する人もいて、血管を捜

すべく、針を刺してからグリグリされたり(拷問に近いです)、運がよく一発で採血できても、その後の内出血で丸1日痛かったり。

で、結果が出たら出たで「中性脂肪・ガンマGPT・尿酸値が・・・」などと言われる流れ。

 

仙人みたいな生活をしている訳もなく、脂っこい物も食べるし酒も飲みます。それに慢性的な運動不足

も加わり、良い結果を期待する方がおかしいのですが。

 

何はともあれ、早く元気になりたいです。

 

 

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zaurusバッテリーその2

zaurus用バッテリーが届きました。

見る限り、日本でも流通していたものと同じです。

 

プラスマイナスの極性が逆と言う、とんでもない(互換)バッテリーとは違い、ちゃんと

極性は合っていました。ちゃんとしたブリスターパッケージに入っていて、過電圧保護

(過充電保護)・過電流保護・過放電保護回路が入っている旨の記載があります。

 

しかし、T端子にはサーミスタが繋がれて居ないようです。温度が変化しても10KΩから

ピクリとも変化しません。

 

極性は合っていますから取りあえずは使えます。

過放電になっていない事を確認してからzaurusに入れ、充電中です。表記では900mAhと

なっていますが、充電完了後、ランタイムを計ってみたいと思います。

 

とりあえず使えそうなので分解はしていませんが、ランタイム測定後に分解し、使用に

耐える作りなのかを確認するかもしれません。

 

追記

充電が完了したので、CF形の無線LANアダプタを挿してネットワークに接続した状態で

ランタイムを測定してみました。

この状態で、800mAhのセルでは「ACアダプターを接続してください」と出るまで1時間

25分程度でしたが、今回の900mAh表記のバッテリーでは2時間15分程度でした。

意外にも容量がありそうですが(800mAhを基準にすると今回のは1300mAh!!)、あまりにも違いすぎます。

 

分解してセルの大きさ(体積)を見てみないと何とも言えませんが、設計時のセル容量の

大小と言うより、製造してからの経過年月とか保管時の周囲温度とかの方が大きく影響していそうです。

 

このバッテリーパックがよく流通していた時期は15年ほど前です。手に入れた互換バッテリーパックすべてが15年程前に製造した物ではないでしょうが、製造後かなりの年月が経過していても不思議ではありません。セルの体積で大体の容量は推定できますが、手に入れた時点での実容量は先に述べたように製造してからの経過年月・保管時の環境で大きく変わります(減少します)。よって、今回手に入れたバッテリーパックは運よく製造後間もなくの物か、保管環境が良かった物と言う事も出来そうです。

 

少なくとも1400mAh表記でプラスマイナスの極性が逆だったヤツはセルの大きさからして

も900mAh程度でしょうし(実際のランタイムもその程度)、携帯電話用の800mAhの新品セルを使用した物もその程度、今回のバッテリーパックはセルの大きさは不明ながら新品時の実容量が1300mAh程度(恐らくこのバッテリーパックの大きさから言ってセル容量は950mAh程度が限界)でしょう。セルにも製造時のばらつきがありますし、運よく出来の良いセルだったら新品時に1300mAh程度ある物もあるでしょう。それを見て(そしてちょっと容量を盛って)1400mAhと表記したのが先のバッテリー(極性が逆のヤツ)なのかも知れません。

 

セルがヘタった純正品2個・互換品2種類を各2個を調べた事になってしまいましたが

一番マジメな設計をしていて容量表記も控えめな純正品に対して、「T端子の扱いがいい加減」で下手をすると「極性が逆だったりする」互換品(?)は比較的新しい設計のセルを使用しているとは言え「容量を大きめに詐称している物もある」と言う事が判りました。

 

今回は「互換品は何かと粗悪」と言う印象でしたが、これは国内で互換品を販売しているメーカーの物ではありません。eBayで入手した「怪しい互換バッテリーパック」に対する印象です。

 

全ての互換バッテリーパックが粗悪品という訳ではありません。

 

日本国内メーカーが出している互換バッテリーパックを数種類使用した事がありますが、純正品と遜色ないマジメな設計で正しい容量が表記されたものばかりでした。

 

互換品と言うだけで鵜呑みにして使用するのではなく(酷い物は極性が逆だったりしますので)、 信頼できる国内メーカーの物か、価格は適正か(極端に安価なものはその分安価な理由がある)と言う部分をしっかり見極めて購入する必要があると感じました。

 

ぶっちゃけ、保護回路に関しては互換品の生セルだけを使用して自己責任で純正品をリフレッシュすれば良いのですが、セル自体の安全性は保証されませんし、耐久性(寿命までの充放電回数)も国産の生セルの半分程度と思っていたほうが良さそうです。

 

純正品・国内メーカーの互換品が入手できるうちは、それらを購入した方がはるかに安全・安心です。

でも、それらが入手出来なくなった時は他機種のバッテリーパックから、物理的大きさと容量を勘案して適当なセルを見つけ出して自分でセルをリフレッシュ(交換)するしかなく、これは完全な自己責任になります。

 

リチウムイオンバッテリーは、品質が悪かったり扱いを誤ったりすると発火・爆発・火災などを引き起こします。メーカー純正バッテリーでも発煙・発火のためにリコールされている事例から判るように、エネルギー密度が高いと言う恩恵を得るために高度な技術を駆使して安全性を確保していますが、一流メーカー製でもこのような事例が起きてしまうのです。

リチウムイオンバッテリーは一般的な乾電池やニッケル水素充電池などに比べ、エネルギー密度が非常に高いバッテリーです。これは言い方を換えると「爆弾を持ち歩いて扱っている」のと同じ事です。

 

いくら自己責任とは言え、自分でセルリフレッシュを行おうと考える時は良く考えてから行う様にした方が良いです。

 

今回、私が記したバッテリーパックの分解・セルのリフレッシュ・品質が定かではないバッテリーの扱いについて、その行為を推奨するものではありませんし、これを見て同様の事を行って発生した死亡を含む、いかなる人身障害・傷害・いかなる財産の損害に対して、私および関係者は何ら責任を負いません。

例えば、私の記事をあなたが真似たとして、あなたが行った行為によって一等地に建つ億ションの建物全体が全焼して全住人が焼死したとしても、です。

 

もし、このような事を行うのであれば、全てが自己責任であることを理解した上で行ってください。

しつこいですか・・・すいません。

 

 

 

 

 

 

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七草粥

夕食は七草粥にしました。

本来は朝食らしいのですが、我が家では全員が一緒に食卓に揃う夕食にしています。

 

ここ数日胃モタレ感があったのですが、この時期に体に優しい物を摂取すると言うのは理に適っていますね。

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あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします。

こちらのほうへ少しずつ移行しようと思います。

おせち

 

本日は朝早く起きて雑煮作り。

10年ぶりにお重に入ったお節を食べました。わざわざお重に詰めてお節を作ったのは、娘に「一般的な昔

ながらの日本のお正月」を知って欲しかったから。

そういう動機が無ければ適当に出来合いの物をお皿に移すだけの、適当に済ますお正月料理になっていたと

思います。

ワンディッシュお節と言うのもあります。三段のお重に詰めなくとも、個々人がお正月気分で、お正月らしいものが食卓に上がれば、それはそれで立派なお正月・おせち料理だと思いますし、それもアリだと思います。

 

ほとんどが出来合いの物とは言え、お重に詰めたり結構大変でしたので、来年はワンプレートお節か、お重に入った出来合いのお節になるかもしれませんし、もっと簡単なもので済ませてしまうかもしれません。

 

娘は小食で、お餅もあまり食べないのですが、今年は結構食べてくれました。

 

毎年このような(正直言って少し面倒な)事は出来ないと思いますが、 娘の記憶に残ってくれたら嬉しいと思います。

 

ある漫画家さんが「ちゃんとした手作りの食事じゃなくても、それを作る時間を子どもと楽しく一緒に過ごす事に使えば良いんだよ。店屋物・コンビニ弁当・手抜き料理はダメと言う訳じゃない。掃除だって毎日しなくても良いんだよ。子どもが居るんだから部屋がとっ散らかっていて当たり前」と言う趣旨を漫画で提言されていますが、私もその通りだと思います。ずーっと毎日コンビニ弁当じゃアレですが、余裕がある時に愛情たっぷりの手料理を作れば良いのではないか、と思います。

 

 

zaurusバッテリー

元旦早々にeBayで注文した怪しい方のバッテリーが届きました。

1400mAhと謳っている物です。

 

到着前に注文を確認していて「おや?」と思ったのは、商品写真で見る限りプラス・マイナスの端子配列が

逆だと言う事。

少し心配してはいたのですが、互換品と謳っている物なので言う事なので、何かの間違いだと思いましたが・・・。

 

到着した物を確認してみると商品写真どおり、逆です。

「まさか・・・」と思いながらテスターで確認すると記載通りやっぱり逆。

このまま気付かなかったらzaurusを壊す所でした。プラスマイナスを逆接しても壊れないように(だけではなく、正常に動く様に)設計しているとは思えませんし海外の純正バッテリーは配列が逆だとも思えません。

大体、端子の位置関係から言っても逆接続出来ない様になっていますし。

 

マトモに使えない事が分かったので分解して、中のリチウムイオンバッテリーセルだけを使う事にしました。

分解してみると、(マトモに動くか未確認ながら)保護回路は入っているようです。

しかし、T端子にサーミスター代わりに抵抗が入っていました。

ただ単にzaurusを誤魔化すだけで、温度に対する保護(充電中止など)は働きません。

この保護回路基板は使わないのでどうでも良いのですが。

 

リチウムイオンバッテリーセルも、技術の進歩度合いを考慮しても、とても1400mAhとは思えません。

多めに見積もっても、せいぜい900mAh程度だと思います。

 

実際にCF型のwi-fiカードを動かしながらランタイムを測定してみましたが、満充電後1時間30分で「ACアダプターを接続してください」となったので、800mAhのセルと比較すると850mAh程度と言う事になります。

どう考えても1400mAhではありません。

 

容量詐称・保護回路も怪しい・端子配列が違う、3拍子揃った互換バッテリーは初めてです。made in ****等の製造国表示も無いし、どうりで日本国内で見かけなかったはずです。日本ではこんなものの流通は許されません。

 

寸法的に置き換え可能な生セルを購入したと思えば良いだけですし、ある程度予想出来ていたのですが、ここまで悪い予想が当たってしまって思わず笑ってしまいました。

 

日本で流通していた物と同じ(と思われる)物もeBayで注文しているので、そちらはマトモな物である事を祈るばかりです。

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