最近やったこと

主に私が使用している2台のPCのDVDドライブが不調です。

1台は省スペースPCで、主に駐車場の防犯カメラの記録に頑張ってくれているヤツです。

設置の都合でDVDドライブが縦になっています。

こいつのドライブ、最近イジェクトボタンを押してもトレイが出て来ないのですよ。

 

強制イジェクト用の小さい穴に針金状のものを挿して強制イジェクトさせると、それから

数日間はイジェクトボタンやアイコンを右クリックして出てくる"取り出し"でトレイが出て

来るのですが、数日経つとまた同じ現象。

 

あまりDVDドライブを使わないPCなので、放って置いたのですが、最近になって不具合が

ひどくなり、毎回針金で強制イジェクトさせないとトレイが出て来なくなりました。

 

もう一台は私のメインマシンのDVDドライブで、時々認識されなくなるという、イラッと

する現象。

一旦シャットダウンして、ドライブとマザーボードをつなぐシリアルATAケーブルを

抜き差ししたりすると再び認識するのですが、数日スリープとウェイクアップを繰り返すと

認識されなくなっていたり。

恐らくのケーブルの接触不良だと思うのですが、ドライブが原因と言うのも捨て切れず。

 

DVDドライブもケーブルもそれほど高価な物でもないので、amazonで安価なヤツをポチっと

購入し、翌日に到着。

内部クリーニングも兼ねながら2台のDVDドライブを交換し、動作確認を行って終了。

 

で、問題は省スペースPCの下にある12V,10Aのシリーズ電源。この電源、AC200V入力の為に

昔の職場で貰い手がなく、私が貰い受けてトランスを交換してAC100V入力仕様にしたもの。

赤外線LEDを600個使用した赤外線ライトの電源として使っています。IRカットフィルタを

外したWebカメラと組み合わせて夜間でも防犯カメラとして使えるようにしているのですが

この電源、大きさの割りにメチャクチャ重く、引っ張り出すにも一苦労。

 

なぜ一苦労かと言うと、狭いアパートの部屋を有効に使うために、一番下に5.1chドルビー

サラウンドのサブウーハー、その上にこの電源、その上に省スペースPC、そのまた上に

19インチのディスプレイと言う、積み木状態で机と壁の隙間に押し込んでいるから。

 

今回、省スペースPCを取り出した際、ちょっと確認と言う気分で電源の電流・電圧表示

切替のスライドSWを動かしたら動きが渋く、無理に動かして壊してしまったので、その

修理もしなきゃならなくなり(仕事を増やしてしまった)、この修理が一番大変(問題)だった

のです。

 

電源をバラしてみると、パネルに取り付けてある安っぽいスライドSWの端子部分の基板が

SW本体の爪から外れてました。

 

パネルからSWを外して接点復活剤を塗って元に戻せば良いだけなのですが、このパネル、

筐体のパネルを板金加工して留めねじが表面に出っ張らないような構造になっていて、

パネル表面に接着剤で薄い金属の化粧パネルを貼って留めねじが見えないようにして

やがります。

SWを外すためには、化粧パネルを剥がすか、留めねじの頭を狙って化粧パネルに穴を開ける

しか方法がありません。化粧パネルは柔らかく、キレイに剥がすのはとても無理。パネルに

穴をけるのもスマートじゃありません。

いっそのことSW自体をトグルSWとかに交換しようかとも考えていましたが、このSWを

固定している構造を見ると、まず元のスライドSWを外さなきゃいけないので、これも難しい。

 

幸い、SWの裏(奥)はでかいトランスなので、トランスを外せば結構なスペースが得られます。

スライドSWのツマミ側に付いているバネとスライド接点は無くならずに筐体の中にあったので、

トランスを外してSWの裏側(端子側)から修理する事にしました。

 

この電源、20年以上バラさずに使いっぱなしだったのでホコリやら蜘蛛の巣やらで凄い事に

なっていました。SWのバネとスライド接点を救出後、掃除機とエアダスターでそこそこ綺麗に。

バネとスライド接点に多めに接点復活剤を塗り、ピンセットとラジオペンチを駆使して修理

しました。

 

接点復活剤、開放構造のSWに使うとホコリを呼び寄せて大変な事になるような気もしますが

もともと接触不良気味で動きもスムースじゃなかったので、気にせず常識の範囲内で多めに

塗ったのが幸いしたのか、接触不良気味も直り、とてもスムースに動く様になりました。

 

クソ重いトランスを元に戻して各部チェックした後、筐体を元通りにして修理完了。

 

これでようやく2台のPCのDVDドライブ交換+ATAケーブル交換+赤外線LEDライトに使用している

電源の修理が完了しました。

 

電源を修理していて思ったのですが、LEDライトの為だけにこの電源を使うのももったいない

様な気がしてきたので、適当な電源に置き換えようかと考えました。LEDライトは12V,4A前後

なので、48Wの電源で良い事になります。秋月電子で売っているスイッチングACアダプタで

良さそうですが、LEDライトまでの電源ラインで少し電圧がドロップし、その分を電源の電圧

微調整VRで補正しているので、電圧の微調整が簡単に出来るものじゃないとダメです。

 

このLEDライトも適当に作ったもので、電流制限抵抗を入れただけの簡易的なもの。

電流制限抵抗の代わりに定電流回路で作り、少しだけ高めの電圧で給電してやればACアダプタ

が使用できてスマートな構成になるでしょう。

 

 

作業がすべて終わり、手も結構汚れたので、キッチンで手洗い。キッチンの水道の蛇口には

トレビーノカセッティという浄水器を付けています。切替ノブで原水(ストレート)・原水

(シャワー)・浄水と切り替えられるのですが、切り替えノブ部分(カバー)が取れてしまいました。

 

15年ぐらい使って年季も入ってきているので取れる事もあるでしょう。手を洗ったあと、

プラスチックのカバーを元に戻そうと見てみると、留めねじを受けるボスが折れていました。

プラリペアで修理を試みました。単にボスが折れただけではなく、折れたボスも縦に割れて

いると言う、バラバラ状態に近いので強度が出ませんでした。ボスを型取りして直せば良い

のでしょうが、途中でプラリペアの粉をブチ撒いてしまったりで、やる気を喪失。

もう買い替え時と諦め、プラリペアのキットも古くなってきているので再びamazonで

トレビーノカセッティとプラリペアのキットを注文。

浄水器のノブを不完全ながら使用に困らない程度まで直し、到着後に速攻で交換しました。

新しいものはノブで切り替えるときのクリック感もしっかりしていて、やはり交換時期だった

のだなーと納得しました。

 

 

Linuxを入れたEee-PC、アップデートしたら起動時に画面が崩れ、ディスプレイの左3/4ぐらいが

真っ黒になり使えない状態になってしまいました。

 

色々試した結果、起動後にVGA端子から外部ディスプレイをつなぐと外部ディスプレイでは

ちゃんと表示されたり、その後VGA端子を抜くとノートPCのディスプレイもちゃんと表示

されたりすることに気付きました。でもあまり気に入らないので、セキュリティ上問題でしょうが

CDから再インストールしてカーネルをアップデートしない事にしました。

 

が、カーネル以外のものをアップデートしようとカーネルのアップデートの項目のチェックを

外してアップデートしたら、設定がまずかったのかカーネルもアップデートされてまた同じ状態に。

 

ディストリビュータのサポートページを見ると同じ現象の人がいて、根本的な解決法は無さそう

でした。でも、「スリープ状態にして復帰させるとちゃんと表示される」と書いていたので

やってみました。確かにそのとおり、ちゃんと表示されます。

もう、面倒なので、再起動時には起動後に一旦スリープさせて復帰させることにしました。

ディスプレイ周りのバグっぽいのですが、Linux初心者の私にはこれが精一杯。なぜか

スリープから復帰させるとBluetooth機能をOFF/ONしないとBlutoothマウスが認識されませんが、

それも対処法が分からず、儀式のように毎回OFF/ONすることにしました。

 

もう少しLinuxの勉強をしないとダメです。

 

こんな感じの一週間でした。